月面探査車などの開発を行うAstroboticは12月23日、同日打ち上げ予定のロケットで”実物”の暗号通貨(仮想通貨)ドージコイン(DOGE)を月に送る計画だ。
🚀Dogecoin On The Moon Update🌕
— Dogecoin (@dogecoin) November 16, 2023
Exciting news for the Dogecoin community!🌑
Astrobotic plans to send a physical Dogecoin to the moon in the DHL Moonbox via ULA's Vulcan Centaur Rocket on 12/23/2023. Funded by our community in 2015, this mission embodies collective effort! pic.twitter.com/QESz4ikHln
同プロジェクトでは「DHL MoonBox」サービスを通じて、ULAのヴァルカン・センタウルロケットでドージコインの記念品を月に運ぶ予定。ドージコイン開発者によると、同プロジェクトは15年にドージコインコミュニティの資金調達された。
同サービスでは暗号通貨取引所BitMEXが提案したビットコインのオブジェも運ばれ、ビットコインマガジン委託のジェネシス・ブロックのコピーも含まれる。
起業家のイーロン・マスク氏率いるSpaceXも22年、同様の計画を発表。DOGEトークンで資金が提供された。ジオメトリック・エナジー・コープが委託し、DOGEで支払われた史上初の商業月面貨物とされたが、同計画は24年1月に延期されている。
ドージコインコミュニティ「Own The Doge」と千葉県佐倉市は2日、ドージコインのモデルとなった柴犬「かぼす」の18才の誕生日の祝賀会「Doge day」を開催した。同イベントは11月2日を「国際ドージデー」とする声明を行なった。国際ドージデーはNational Day Calendarに登録されている。設置された銅像はドージコイン財団のOwn the Dogeとのパートナーシップからなる寄付によって設立された。同イベントの様子はドキュメンタリー映画化される予定だ。
DOGE、0.1ドルへの続伸をねらう
本稿執筆時点のDOGE価格は0.08246ドルで、前日比7.39%増となっている。コインマーケットキャップの「クジラ保有率」によると、45.29%のDOGEホルダーがクジラ(大口投資家)となっている。当社オン・チェーンアナリスト、イブラハム・アジバデ氏は、「8日にドージコインの取引数は3ヶ月のピーク307,810に達し、価格低下にも関わらず過去10日間で10万件以上の取引を継続して記録した。取引数増加は、DOGEが安定した需要を保っていることを示し、レンジからの脱出は時間の問題である」との見解を示した。
同氏はIntoTheBlockのGIOMデータを引き合いに、38万5090人が平均0.07ドルで52.3億DOGEを保有しており、これらのホルダーが引き続き保持すれば短期での価格反発が予想されるとした。一方で弱気派が優勢となれば、価格は0.06ドルに下落する可能性があるみている。
加えてドージコインが0.1ドルを超える場合、強気派が市場を牽引する可能性があり、最低価格0.081ドルで18.01億DOGEを購入した。このことから同氏は、26万6430人のホルダーが売り圧を引き起こす可能性があり、0.081ドルのレジスタンスを突破すれば、DOGEの0.1ドルへの続伸が見込まれるとの見方を示した。
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