ロイター通信が報じたところによると、起業家イーロン・マスク氏は5月31日、投資家たちからインサイダー取引の疑いで告発を受けた。暗号通貨(仮想通貨)ドージコイン(DOGE)を操作し、投資家たちに何十億ドルもの損失をもたらしたとするこの訴えは、集団訴訟として提起されている。
5月31日にニューヨーク南部地区連邦裁判所に提出された書類に提出された訴えによれば、マスク氏はTwitterの投稿、2021年のNBCの「Saturday Night Live」への出演などを利用して、自身やテスラ社が管理するいくつかのDOGEのウォレットを通じて、投資家たちの損失をもたらしながら利益を得ていたとされている。投資家らは同インサイダー取引の一環として、マスク氏がTwitterの青い鳥のロゴをDOGEのロゴに変更した後、約1億2400万ドル分のDOGEを売却した事例も挙げている。
投資家たちは、22年6月に最初の訴状を提出。以降投資家たちは、少なくとも2回、訴状を修正している。投資家たちは、Musk氏が「意図的に市場を操作し、内部取引を行うこと」で自身と自身の企業を宣伝し、投資家たちを騙したと主張している。
報道関係者の取材に対し、マスク氏およびテスラ社の弁護士アレックス・スピロ氏はコメントを控えている。同氏は3月31日、同裁判で原告側の申し立てを却下する要請をしていた。5月23日には、CEOカウンシル・サミットにて「ドージコインに全財産を賭けるようなことは勧めない」と投資家に対して忠告をしている。
Follow us on:
X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル
免責事項 - Disclaimers
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。