グーグルは4日、Google AIを搭載した新型スマートフォン「Google Pixel 8/8 Pro」の予約受付を開始した。同新型スマホは12日より日本での一般販売が開始される。価格は8が11万2900円からで、Proは15万9900円からとなっている。
Pixel 8にはGoogle Tensor G3を搭載。機械学習モデルはPixel 6と比較し10倍複雑で、8 Proの生成AIモデルはPixel 7モデルの最大150倍の計算量で生成AIを実行する。OSやセキュリティアップデートは7年間提供され、新機能も含まれる。
Pixel端末は言語自動認識機能を持ち、日本語から英語への切り替えが自動で対応。音声入力アシスタントとレコーダー機能も一新され、音声でのメッセージ入力、編集、送信が可能で、Webページのテキストを音声で読み上げる機能も提供される。読み上げスピードの調整やページ翻訳機能も利用でき、言語設定の手動変更なしに発話者の言語を自動検知し、その言語で音声入力が行われる。
「通話アシスト機能」ではAIが音声を強化し、聞き取りにくい通話環境も改善。AIは必要な電話とスパムコールを判断し、必要と判断された電話を取り次ぐ。8 Proではさらに、新たに温度センサーを搭載しており、対象物の温度を速やかにチェックできる。
カメラ機能も強化され、AIとTensor G3を利用し、「音声消しゴムマジック」で動画のノイズを除去し、「動画ブースト」で高品質動画を自動で撮影できる。プロレベルのカメラ制御が可能な「プロ設定」と、集合写真で全員の顔を「いいお顔」に編集する「ベストテイク」や被写体の位置やサイズを変更できる「編集マジック」などの新機能が利用が可能となっている。
グーグルは同日、生成AI「Bard」を搭載した新たなアシスタント機能「Assistant with Bard」を発表している。同社は11月中のリリースを目指し近日中に初期のテスターに提供し、公開する前にフィードバックを受け取る予定である。同社は24年内にはYouTubeで使用可能な生成形AIサービスの提供も目指している。
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