グレースケール、トークン化潮流で有望な6プロトコル発表

  • グレースケールは、トークン化の巨大な潮流で恩恵を受けるとみられる6つのプロトコルを選定した。
  • トークン化資産は年間217%増となったが、同社はさらなる成長の可能性を見込む。
  • カントンは3,900億ドルをトークン化し、イーサリアムは160億ドル、ソラナは20億ドルを保有する。
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グレースケール・リサーチは、トークナイゼーションのメガトレンドにおいて最大の恩恵を受けるブロックチェーン・プロトコルとして6つの銘柄を特定した。

同資産運用会社は、トークナイズド資産市場が前年比217%拡大したと指摘している。ただし、世界の株式・債券市場全体のわずか0.01%程度にすぎず、更なる成長余地があるとみる。

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グレースケールがトークナイゼーションを重要な機会とみる理由

トークナイズド資産は約300億ドルと、約300兆ドル規模の証券市場のごく一部となっている。オンチェーンで最も多いのは米国債で約150億ドル、次いでコモディティが約50億ドル。プライベートクレジットやファンド、株式などの規模はより小さい。

最新レポートでザック・パンドル調査責任者とウィル・オグデン・ムーア氏は、このギャップがデジタル資産分野の未開拓の余地であると位置づけた。

「今後、約300兆ドル規模の証券市場の多くが、不動産など他の資産とともにオンチェーンに移行すると考える」とレポートでは述べた。

トークナイズド資産とトークナイズド市場の比較
トークナイズド資産とトークナイズド市場の比較 出典: Grayscale

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カントンが短期で先行、イーサリアムとソラナが長期の主役

レポートは、より多くの資産や取引がオンチェーンに移行することで、トークナイゼーションが資本市場を変革するとの見方を示す。このメガトレンドはまだ初期段階にあり、基盤となるブロックチェーンに大きな価値をもたらす可能性があるとする。

「トークナイゼーション・メガトレンドの最大の恩恵を受けるプロトコルは、イーサリアム、ソラナ、カントン、アバランチ、BNBチェーン、チェーンリンクであるとみている」と研究陣は記した。

同レポートがまず指摘したのはカントンである。RWA.xyzのデータによれば、カントンは全オンチェーンRWA価値の93.8%のシェアを持ち、トークナイズド資産価値は3900億ドル超に上る。この分野で最大規模となっている。

グレースケール・リサーチは、カントンのような機関投資家向けネットワークが短期的にリードすると指摘する。これらは公開型ブロックチェーンとは異なり、従来金融の運用形態を踏襲しており、利用者や仲介業者の移行も円滑に進む可能性がある。カントンはデフォルトでプライバシーも確保しており、多くの機関投資家向け用途において不可欠な要件となっている。

続いてイーサリアムは、分散型RWA市場シェアの54%以上を占めている。トークナイズド資産は約160億ドル、分散型金融(DeFi)の総ロック額は約500億ドルに上る。

BeInCryptoのエキスパート・カウンシルの見解も、イーサリアムが伝統金融(TradFi)フローの受け皿になると指摘する。

「今後しばらくは、TradFiの導入によってイーサリアムが最有力になると思う。今後数年、銀行などがブロックチェーン上で様々なシステムを構築する際、そのほとんどはイーサリアム上で行われると考えている」とスタンダードチャータードのジェフ・ケンドリック氏は話した。

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ソラナは資産規模で20億ドル超となり、1秒あたり1000件超の高いスループットを実現している。

「イーサリアムはエコシステムのネットワーク効果が最も強く、時価総額、開発者の活動、アプリ数すべてで他をリードしている」とレポートは指摘した。「ソラナは現状イーサリアムに次ぐオンチェーン・トークナイズド資産量となっているが、より高速かつ低コストな取引を提供する。これにより、個人向けのアクセスの裾野が広がり、たとえばオンチェーン消費者株式取引など特定用途で優位とみている」

一方、グレースケールはチェーンリンクを、トークナイゼーション分野における「ピック&ショベル」の最有力銘柄と評価する。トークナイズド資産のライフサイクル全体で必須となるミドルウェア・インフラを提供していることが理由だ。また、アバランチやBNBチェーンも恩恵を受ける銘柄と指摘した。


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