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HBARは35%下落も上昇傾向維持か 反発に遅れ招く要因

02日 2月 2026年 20:00 JST
  • HBARは35%下落後も下降ウェッジを維持し、反発の可能性が残る。
  • CMFとMFIは押し目買いを示しているが、OBVは14週連続の資金流出が終了した後も弱含んでいる。
  • $0.076を維持すれば回復が見込めるが、割り込むと$0.062や$0.043への下落リスクが高まる。
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ヘデラ(Hedera)のHBARは、2026年2月の入り口で大きな市場全体の調整を受け、圧力下にある。1月中旬以降、トークンは約35%下落し、1月21日から2月1日までの広範な売却局面で調整が加速した。11月の高値からは、HBAR価格はすでに40%以上下落しており、価格の勢いも弱いまま。

ただし、テクニカル指標とオンチェーン指標はいずれも反転の可能性を示している。この可能性が反発につながるか、あるいは再び下落に転じるかは、出来高、資金フロー、重要なサポート水準にかかっている。

資金流入と下落ウェッジ、押し目買い継続を示唆

直近の売りにもかかわらず、HBARの広範なチャート構造は依然として前向きといえる。

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2025年10月末以降、価格は「フォーリング・ウェッジ(三角保ち合い)」の内部で推移している。フォーリング・ウェッジは、高値・安値ともに切り下がるが、徐々にパターンが収束する構造。一般に売り圧力が弱まるシグナル。

1月の急落後も、HBARはこのパターン内に留まっている。このため、長期的な反発シナリオは引き続き有効。

資金フロー指標も同様の見方を支持している。

チャイキン・マネーフロー(CMF)は大口資金の流入・流出を測定するが、12月末から明確なダイバージェンスを形成している。12月30日から2月2日にかけてHBAR価格は下落したが、CMFは上昇傾向を示した。つまり、価格が下がる中でも資金は市場に流入し続けていたことになる。

マネーフローは強気寄り 出典: TradingView
マネーフローは強気寄り 出典: TradingView

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CMFは最近、上昇トレンドラインを割り込み、一時的にゼロを下回ったが、中立圏に近い水準で推移している。

ディップ買いの強さを測るマネーフロー指数(MFI)も、同様の動きを見せている。

11月下旬以降、HBAR価格が下落を続ける一方で、MFIは上昇トレンドを維持している。2カ月以上にわたり、投資家がディップ買いを続けていることを示唆する。直近ではMFIが再び上向きに推移しており、現在41付近。54を上抜けて高値を更新すれば、強気のダイバージェンスがさらに強まる。

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ディップ買いが活発 出典: TradingView
ディップ買いが活発 出典: TradingView

CMFとMFIの両指標から、ディップ買いの動きは依然として活発と読み取れる。35%下落した現状でも、資金が完全に市場から離れたわけではない。むしろ投資家がウェッジ内部で静かに買い集めている印象であり、反発への期待が残る。

だが、持続的な回復を確認するには、出来高の裏付けも不可欠。そこにリスクがある。

現物3か月連続上昇が途切れ、上値抑制か

CMFやMFIが力強く見える一方で、出来高データはより慎重な見方を示す。

オン・バランス・ボリューム(OBV)は、出来高が価格トレンドを支えているかを測る指標。OBVが上昇すれば買い圧力、下落すれば資金流出のサインとなる。HBARの場合、OBVは弱含みで推移している。

1月29日、OBVは重要な下降トレンドラインを下抜けた。10月以降、OBVは一貫して下落を続けており、弱気のダイバージェンスが発生した。

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ヘデラの出来高は低調 出典: TradingView
ヘデラの出来高は低調 出典: TradingView

これは、価格上昇のたびに出来高が伴っていなかったことを意味する。こうした弱さは現物フローのデータでも裏付けられる。

10月末以降、HBARは週ごとのネット流出が継続した。約14週間にわたり、入金よりも出金が上回る状況だった。価格調整中も着実な買い集めが続いていたことを示す一方で、MFIのダイバージェンスとも整合する。ただし、OBVの低下が上値を常に制限していた。

HBAR現物フローがプラス転換 出典: Coinglass
HBAR現物フローがプラス転換 出典: Coinglass

この流れは、つい最近になって崩れた。

2月2日(週足分析)には、10月以来初めてHBARのネット流入額が大きくなり、総額は約74万9000ドル。この時点で3カ月に及ぶ現物の買い集めトレンドが終了(本稿執筆時点で)。積み増しから売り準備への転換とみられる。OBVが下降トレンドラインを割った要因もこれで説明できる。

つまり、CMFやMFIが示すように買いは依然として存在するが、市場全体が供給を吸収する勢いは以前ほど強くない。資金流出が続かない限り、上昇は力強くならず、場合によっては始まらない可能性もある。ここで注目は価格水準に移る。

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2月の動向を左右するHBARの価格水準

指標ごとにばらつきが見られる中、HBARの価格水準が最も重要となる局面。下落時の主要なサポートは0.076ドル付近に存在する。

HBARが0.076ドルを維持し、CMFやMFIが改善し続ければ、反発継続の可能性が残る。しかし、この水準を明確に下抜ければ、売り手が再び主導権を握るサインとなる。OBVもすでに警戒感を示している。

その場合、下値目標は0.062ドルおよび0.043ドル付近まで広がる。

HBAR価格分析
HBAR価格分析:TradingView

上昇時の最初のハードルは0.090ドルで、OBVの改善が前提となる。

この水準は1月以降の上昇を何度も抑えており、短期的なレジスタンス。取り戻せれば、初期的な信頼感が回復しつつある証左となる。0.090ドルを明確に超えた場合、主要なヘデラの価格テストは0.107ドル付近となる。

0.107ドル以上で推移が続けば、下降ウェッジからの本格的なブレイクアウトを確認できる。この動きにより、ウェッジが示唆する上昇目標も発動し、時間をかけて52%の上昇余地が生まれる。しかし、現時点ではこのシナリオはまだ可能性が低い段階。

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