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香港のSFCが暗号資産取引所の規制に関する協議を開始

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ヘッドライン

  • 香港の証券先物委員会が香港の個人投資家にサービスを提供しようとする暗号取引所の規制案について協議を開始
  • アジア圏の取引所が申請を続々と開始
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香港の証券先物委員会が香港の個人投資家にサービスを提供しようとする暗号取引所の規制案について協議を開始

香港の証券先物委員会(SFC)は、香港の個人投資家にサービスを提供しようとする暗号取引所の規制案について協議をしていることが公開された協議文書によって明らかになった。さらに、すべての中央集権型の暗号資産取引所は2023年6月1日に発効される新しいライセンス制度の下で、SFCによってライセンスを取得する必要があることも明記している。またSFCは、ライセンスを取得した取引所が個人投資家にサービスを提供することを許可するかどうか、および適切な投資家保護を確保するために実施される措置について、一般および業界からフィードバックを歓迎するとのことだ。

SFCは、どの暗号資産をリスティングできるのか、という点の基準についても文書にて規定した。ライセンスを取得した中央集権型の暗号資産取引所は、トークンの背後にあるチームバックグラウンド、暗号資産の需給量、成熟度及び流動性、法的リスクなどの様々な観点から審査を行った上でリィスティングの許可を得ることができることが明記されている。

アジア圏の取引所が申請を続々と開始

ライセンス取得の必要性が発表されるとHuobiやGate.io、OKX、Bitgetといったアジア圏の取引所の続々と申請を開始することを表明。HuobiのHTトークンにおいてはJustin Sun氏のHuobi Hong Kongという、機関投資家や富裕層の個人に取引サービスを開始する予定であることを発表すると、15%近くの上昇を見せた。しかし一方で、これらの取引所のうちどれだけの取引所がライセンスを獲得できるのか、またどれだけのトークンが取り扱えるのかに関してもまだ明らかではない。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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