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ワールドコインとは?|将来性や入手手順を解説

11分
投稿者 Shota Oba
編集 Shota Oba

ワールドコインは、OpenAIの共同創設者であるサム・アルトマン氏が開発を推進している新しい暗号資産(仮想通貨)プロジェクトです。虹彩スキャンによる認証方法を採用し、すべての人に金融アクセスを提供することを目標としており、今大きな注目を集めているプロジェクトの1つです。

そこで本記事では、ワールドコインの特徴や将来性について詳しく解説します。ワールドコインについて詳しく知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。

ワールドコインとは?

ワールドコインはOpenAIの共同創設者であるサム・アルトマンが開発を推進している新しい暗号資産プロジェクトです。

「すべての人に金融アクセスを提供すること」を目標にしており、虹彩スキャンを認証方法として採用することで、17億人以上の金融サービスを受けることができていない人々に、金融サービスを提供することを目指しています。

関連記事:暗号資産ワールドコイン(WLD)は安全なのか?

ワールドコインの特徴

ワールドコインの特徴3つについて解説します。

  • 虹彩スキャンによる認証
  • ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)の実現
  • 透明性のあるオープンソース公開

ワールドコインの特徴①:虹彩スキャンによる認証

ワールドコインの最も独特な特徴は、虹彩スキャンの認証です。ユーザーを確認する特別に設計されたデバイス「Orb(オーブ)」を使用し、ユーザーの虹彩をスキャンし、一人一人にデジタルID「World ID」が提供されるという特徴があります。

虹彩スキャンは、指紋や顔認証よりも偽造が難しく、セキュリティが高いというメリットがあり、注目を集めています。

ワールドコインの特徴②:ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)の実現

ワールドコインは、ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)の実現を目指しています。UBIは、すべての人々に一定の所得を保障する制度であり、貧困の解消や格差解決につながるとされており、世界的にも実証実験が進められています。ワールドコインは、暗号通貨技術を活用することで、UBIをより効率的に実現することを目指しており、その成果に期待が集まっています。

ワールドコインの特徴③:透明性のあるオープンソース公開

ワールドコインのソースコードはオープンソースとして公開されており、透明性のあるエコシステムを構築することに取り組んでいます。トランザクションはブロックチェーンに記録され、ネットワークの全参加者に開示されている点も特徴の1つです。

ワールドコインを構成する3つの要素

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虹彩をスキャンする装置Orb(オーブ)

ワールドコインを構成する3つの要素を解説します。

  • World ID
    人間であることを証明するデジタルIDで、虹彩をスキャンする装置Orb(オーブ)を使って取得でき、個人情報を明示せずに、サービスにアクセスすることができる。ワールドコインの配布や支払いなどに必要
  • Worldcoin
    世界中の人々に無料で配布される暗号通貨で、World IDを取得した後に受け取ることができる。ワールドコインは、世界中の人々に富を分配することを目的としており、ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)の実現にも貢献している
  • World App
    支払いや送金などを行うことができ、ワールドコインのエコシステムの中核となるアプリ。ユーザーは自分の資産や取引履歴などを管理することができ、シンプルで使いやすいインターフェースが特徴

ワールドコインの入手手順

ワールドコインの入手手順を解説します。

  • World Appというアプリをダウンロード
  • Orb会場で虹彩をスキャンし、World IDを取得
  • ワールドコインを受け取る

ワールドコインの入手手順①:World Appアプリをダウンロード

まず、ワールドコインの公式サイトやアプリから、World Appアプリをダウンロードします。

ワールドコインの入手手順②:Orb会場で虹彩をスキャンし、World IDを取得

次に、World IDというデジタルIDを取得します。World IDは、人間であることを証明するIDで、虹彩をスキャンする装置Orbを使って取得できます。Orbは、世界中の様々な場所に設置される予定です。Orb会場の最新情報は、公式Twitterでも確認できます。

本稿執筆時点で日本国内にOrbがあるのはこちらです。

会場名最寄駅予約常設
EDGE off恵比寿常設
NOX Gallery Tomigaya代々木八幡常設
NOX Gallery Ebisu渋谷常設
Crypto Lounge GOX東新宿常設
SingularityTokyo渋谷常設
Flair bar esすすきの常設
Cafe&Bar DC心斎橋常設
株式会社和の糸梅田常設
cafe Block本町常設
side EBOT(サイドエボット)高崎常設

最新の設置場所や予約方法については、Worldcoin公式サイトの「Orbを見つける」ページを確認してください。Orb会場予約はWorldcoin公式サイトから予約可能です。

ワールドコインの入手手順③:ワールドコインを受け取る

最後に、ワールドコインを受け取ります。World ID発行から1時間ほどで25WLDをもらうことができますが、この25WLDは365日間ロック、解除まで売却不可となっています。その後、毎週1WLDが配布され続けます。

関連記事:ワールドコイン無料配布の受け取り方

ワールドコイン(WLD)の2035年までの価格見通し

以下の表は、2035年までのWLD価格の予測を示しています。

最高価格最低価格
2025年$45.34$11.74
2026年$39.33$18.30
2027年$80.75$26.45
2028年$122.17$40.02
2029年$163.58$53.59
2030年$205.00$67.16
2031年$225.71$73.95
2032年$246.42$80.73
2033年$267.13$87.51
2034年$287.84$94.30
2035年$308.54$101.08

各年のWLDの平均価格は、最高値と最低値の間に収まると考えられます。ワールドコインプラットフォームの発展やオーブの普及が進めば、価格の大幅な上昇が期待されます。しかし、規制の強化などの外部要因によっては、価格が最低水準に近づく可能性もあります。

関連記事:ワールドコイン(WLD)価格予測 2025年〜2035年

まとめ:ワールドコインの今後の普及に注目

ワールドコイン(WLD)

本記事では、OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏が携わるプロジェクト「ワールドコイン」について解説しました。「すべての人に金融アクセスを提供すること」を目標にしており、ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)の実現にも貢献しています。

虹彩スキャンのプライバシー保護やセキュリティ対策といった課題もありますが、ますます普及していく可能性も高いため、今後のワールドコインの動向に注目しましょう。

ワールドコインよくある質問

Q1:ワールドコインはどのように配布されるのですか?

Q2:ワールドコインのプライバシー保護は、安全ですか?

Q3:ワールドコインの発行枚数はどのくらいですか?

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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