メルカリの子会社で、ブロックチェーンサービスの提供・開発を行うメルコインは16日、同社が提供するビットコイン(BTC)取引サービスの利用者数がサービス開始から7カ月で100万人を突破した。
同サービスは、メルカリアプリ内で取引の手続きが全て完結し、「メルカリ」で商品を売って得た売上金、ポイント、金融機関からチャージした残高などを活用して1円からビットコイン購入できるサービス。メルカリのアプリでは、本人確認が終わったユーザーは、最短30秒でビットコインの購入手続きを完了できる。マイページからビットコインの価格変動を確認したり、売却による収益をメルペイ残高に移動させて、他の購入への使用もできる。ビットコインの管理体制はメルコインが分別管理し資産管理を行なっている。
8月の日本暗号資産取引業協会のデータによれば、国内の暗号資産口座数は約760万口座に達している。この中で、メルコインの新規口座開設数は、直近半年間(3月〜8月)で約100万口座を記録。13日のメルコイン主催の報道関係者向け勉強会で、同社はコインチェックやビットフライヤーに続き、業界で第3位の口座数を有すると明かした。
メルコインのサービスを利用するユーザーの中で、暗号資産(仮想通貨)取引の未経験者は8割を占めており、新規参入者へのアクセスポイントとなっている。同社によれば、ビットコイン取引サービスが加わることによって、「メルカリ」の売上金でビットコインを購入し、ビットコインを売却してメルカリで買い物するといった新たな循環行動が見受けられている。
同社は9月、ビットコイン取引での新しいチャージ(入金)方法を追加し、ネットバンク・ATMからの振込入金の対応を開始。メルカリ・アプリ内でのビットコイン取引サービスの利用者が入金をする際に、メルペイ残高からのチャージと銀行チャージに加え、ネットバンク・ATMからの振込入金の選択が可能となった。入金に際して、ネットバンク・ATMからの振込入金による入金金額の上限はない。
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