暗号資産リサーチ企業のMessariが従業員の15%を解雇したことを発表
暗号資産のオンチェーンデータ分析やリサーチに特化したウェブサイトを提供するMessariが従業員の15%を解雇したことが創設者兼CEOのRyan Selkis氏のツイートで明らかになった。ツイートでは「昨日、Messariの社内チームの再編を行い、15%の人員削減を行うという厳しい決断をしました。別れることになった従業員の貢献には感謝しており、彼らの転身を支援するためにリソースやコネクションを提供していきます。」とコメント。
同社は昨年9月21日、3500万ドル近くの資金をシリーズBラウンドで資金調達したニュースで注目を集めていた。
これまで、Messariを含む多くの暗号資産関連会社が、昨年より続いているクリプトウィンターを乗り切るための苦肉の策として雇用削減を発表してきた。最たる例として、Coinbase、Kraken、Crypto.com、Huobi、Polygon Labsなどの多くの企業が、過去数ヶ月で従業員の数十パーセントを解雇している。
Ryan Selkis氏は「我々は今後多くの採用募集を行い、新たな人材を採用する予定であります。さらに、引き続き透明性に特化したデータを業界にもたらすための活動を続けるつもりです。我々は市場の逆風により、厳しい決断を迫られました。しかし、私はこの動きが、長期的には我々Messari をより強くし、強固な地盤を築くプロセスになると確信しています。」とツイートで述べた。
暗号通貨市場は2023年の年初より状態を大きく改善したが、暗号資産業界大手企業の解雇は終わりに近づかないようだ。長いクリプトウィンターによる余波がどこまで影響するのか、今後の市場に引き続き注目である。
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