Ordinals(ORDI)は4月16日、1日で94%の上昇を記録し、初の主要なフィボナッチ抵抗ゾーンに直接到達した。この動きは、数カ月にわたる底固めと、複数の時間軸で確認できる下降ウェッジブレイクアウトの流れを受けたもの。
大規模な出来高急増が上昇に伴い発生し、価格は2.00ドル台から6.60ドル超へ急伸した。ORDIはこの日3.444ドルで取引を開始し、0.382フィボナッチ・リトレースメントの6.488ドルを現在テスト中。
出来高急増でORDIがフィボナッチ抵抗帯に到達
日足チャートは、過去最高値から続く長期の下降トレンドを示している。フィボナッチ・リトレースメントは、2025年5月14日の高値13.61ドルから、3月29日の安値2.085ドルまで引かれており、今後の主要な回復水準を示すグリッドとなる。
ORDIは0.236ライン(4.805ドル)下で数カ月にわたり底値を形成した。2025年末から2026年初頭にかけ、3.60ドルから4.00ドルの間で買い集めゾーン(緑色)が出現。そこで高値・安値ともに切り上げる動きが展開された。
本日のローソク足はこのゾーンを上抜け、0.382抵抗帯の6.488ドルに到達した。直近の出来高を大きく上回る取引量が上昇を後押しし、日足は7.500ドルまで上昇後、6.696ドル付近まで反落している。
日足のRSIは現在約89を示し、数カ月ぶりの高水準。過熱圏に深く突入している。6.488ドルのレベルを上抜けて日足が引ければ、上昇継続への期待が高まる。一方、ここで反落した場合はORDIが4.805ドルのサポートへ戻す展開も想定される。
1時間足チャート、弱気ダイバージェンス見られずトレンド継続を示唆
日足RSIの過熱には警戒が必要だが、短期の1時間足チャートは直近モメンタムに対して異なる読み取りを示している。
4月13日以降、ORDIは黒色の指数関数的成長カーブに沿って上昇し、各ローソク足が加速的に高値を更新した。4月16日には2.50ドル付近から、数時間で6.896ドルの高値まで急騰した。
1時間足のRSIおよびMACDのいずれにも、弱気ダイバージェンスは見られない。両指標とも価格とともに上昇しており、遅行は見られない。これは強いトレンド下で重要な点であり、ORDIは過熱水準を超えても勢いを持続する傾向がある。
現在、価格は6.50ドル~7.00ドルの赤色抵抗ボックス内で推移。ここを明確に上抜ければ、8.00ドルや9.00ドル超への上昇余地が直ちに開ける。現在水準で買い勢力が弱まる場合、直近の強いサポートは3.60ドル~4.00ドルの緑色ゾーンで、中間サポートは4.805ドル付近となる。
ORDIの価格ターゲットは11.40ドル、下降ウェッジがさらなる上昇を示唆
アナリスト@CryptoCoveが公開した3日足チャートは、中長期的な構造面からもOrdinalsのブレイクアウト説を支持する。2024年半ばから確認できる下降ウェッジは、現在大きく上放れている。
同アナリストはブレイクアウト地点から335.65%の上昇(11.409ドル到達)を予想。この水準は日足チャートで示された0.786フィボナッチ・リトレースメント(11.144ドル)付近に重なる。両者が11.40ドルで合致し、ターゲット水準の根拠が強まっている。
現在価格と11.40ドルの間には3つの抵抗帯が存在する。最初の関門は0.5フィボナッチ水準(7.847ドル)で、その後「ゴールデンポケット」と呼ばれる0.618(9.207ドル付近)が控える。0.786(11.144ドル)は新高値到達前の最後の構造的ハードルとなる。
6.488ドル上を維持できなければシナリオは遅延し、再び緑色サポート帯が意識される。ただ本日の大幅な出来高と3つの時間軸で一致した強気サインから、押し目が発生した場合でも新たな買い手が流入する可能性が高い。





