パイネットワークは22日、プロトコルv25を導入した。これは2026年における最新の大規模アップグレードだが、PIは一時0.10ドルを上回ったものの、その後0.10ドルを下回る水準で停滞した。
この結果は以前のアップグレード時と同じ傾向であった。最近のプロトコル更新は一時的な関心を集めたが、持続的な価格上昇にはつながらなかった。
パイコインの上昇、プロトコルアップグレードで足踏み
PIは7月14日に過去最安値の0.0705ドルまで下落した。その後1週間で回復し、7月19日には一時0.103ドルの高値を付けたが、その水準を維持できなかった。
投資家は7月22日のアップグレードを見据えて買いを進めた。明確な材料として市場の注目が集まり、リリース前には価格と出来高が上昇した。
その後、パイコインは0.0918ドル付近まで下落し、一時到達した0.10ドルを取り戻せない状態が続いている。
出来高も同様の動きを示した。7月20日には日次出来高が3370万ドルに増加したが、リリース当日には1850万ドル程度まで減少し、その後はさらに縮小した。イベント後は買い意欲が低下している。
プロトコルv24も6月に同様のパターンをたどった。アップグレード前には小幅に上昇したが、その後は下落基調に戻った。
パイネットワークのアップグレードが価格を動かしにくい理由
プロトコルv25ではBN254暗号技術やPoseidonハッシュが導入された。これらは現代のゼロ知識アプリケーション実装の基礎である。パイコアチームは6000万人のPioneers向けにマイニングアプリも刷新した。
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改良は着実に進んでいるが、価格の反応はいま一つであった。その原因は広範な市場動向とPIの供給体制にある。
取引所で強制的な売りの動きはほとんど観測されない。取引所ウォレットでは24時間で約26万PIの純流出があったが、全体残高約5億4000万PIに対して小規模な動きにとどまった。
圧力は将来に控える。PiScanによると、今後12カ月間に約17億1000万PI、約1億5700万ドル相当がロック解除予定であり、特に2027年12月には単月として最大の4億3200万PIの解除が控えている。
安定した供給解放が需給を緩めており、アップグレードによる上昇局面でも相場は頭打ちになる。こうした供給超過が過去のリリースでも相場の重荷となった。
開発ニュースは短期的な上昇を生むが、解放される供給が上値を抑制する。v25が実用性を需要に転換できるかどうかが、今後数週間の焦点になる。
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