ネット証券最大手SBIホールディングスと人材関連・広告大手マイナビがこのほど、資本業務提携を結んだ。両社広報が10日、発表した。両社グループのネットワークを活用した収益機会拡大が目的。
SBIグループは同社の金融機関ネットワークや、SBIグループの金融法人ネットワークを通じ、マイナビの人材関連事業を支援していく方針。マイナビは運営メディアを活用し、SBIグループと連携し、両社の収益機会を拡大していくという。
マイナビは、これまでにもSBIグループのベンチャー・キャピタル・ファンドへの出資などを通じた連携を深めてきたが、Web3領域での協業でも強く結びついていく方針だ。
Web3を活用した海外の人材発掘に期待か
マイナビは同グループの海外拠点を活用した日本企業の外国人材採用において日本国内でトップクラスの実績を誇り、SBIはアジアを中心とする22カ国に海外拠点を持つ。7月には「SBI生成AI室」を発足させ、ビッグデータとAIを活用した同社の人材採用活動を加速させるとしている。日本は2030年までの約700万人規模の人材不足に達するとされており、中でも人材不足が続く金融やWeb3領域において、外国人人材の発掘に寄与していくことも期待される。
SBI VCトレードという暗号資産取引所を運営するSBIグループとの提携は、今後需要の増大が見込まれる暗号資産業界のエンジニアといった人材発掘という点においてもマイナビと協業していくなどの可能性もある。
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