米証券取引委員会(SEC)は6日までに、2022年のツイッター(現X)買収を巡って連邦証券法違反の疑いがあるとし、米起業家のイーロン・マスク氏を提訴した。マスク氏は同10月にツイッター社(当時)を買収。23年、自身が運営する非公開企業のX社(X Corp.)に合併し、ブランド名もTwitterからX(エックス)に変更した。
SECは5月、ツイッター社の株式購入などに関する調査のため、マスク氏に対し証人喚問に出頭するよう召喚状を発行。証人喚問は9月15日、米サンフランシスコで実施予定だったが、マスク氏は直前になって召喚を拒否していた。米国では、SECが発行した召喚状に従わなかった場合、SECは連邦地区裁判所に対して召喚状執行を求める訴訟を提起できる。SECではツイッター社の株式取得のほか、関連する発言やSECへの提出書類が証券法違反の可能性もあると判断しており、今後も調査を進める。
マスク氏は18年にもテスラ社の株式に関する発言を巡ってSECに提訴されている。22年には、同社株を巡るインサイダー取引疑惑を巡り、SECから調査を受けていた。マスク氏の言動で価格にも影響が出やすいことで知られるドージコイン(DOGE)について、現在のところ大きな値動きは見られない。現在価格は、前日比0.13%減の0.06106ドル。
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