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シャープとa42x、「マイナウォレット」技術基盤を用いた共同開発を開始

3 mins

ヘッドライン

  • シャープは1日、マイナンバーカードを用いたWeb3ウォレット「マイナウォレット」の認証認可基盤技術を用いた利用者識別システムの共同開発を開始した
  • シャープが開発する生成AIと連携し、本人確認や、NFTなどの情報に基づき特定の操作の許可などを可能にするシステムを開発する
  • 同取り組みにより、生成AIを活用したサービスにおいて、確実な本人確認、暗号通貨(仮想通貨)支払い、ブロックチェーン上の情報に基づく権限確認などの実現を目指す
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製造大手シャープとシステム開発会社a42xは1日、「マイナウォレット」の認証認可基盤技術を用いた利用者識別システムの共同開発を開始した。a42xが開発を行うマイナンバーカードを使用したWeb3ウォレット「マイナウォレット」の認証認可技術基盤を用いて両社は、ブロックチェーンを用いた支払い機能や検証機能を開発する。

a42xは、シャープが開発する生成AIと連携し、本人確認やNFTなどの情報に基づく特定の操作の許可などを可能にするシステムを開発する生成AIを活用したサービスにおいて確実な本人確認、暗号通貨支払い、ブロックチェーン上の情報に基づく権限確認などの実現を目指す。

共同開発の成果の一部は、10日から12日に東京ビックサイトで開催されるシャープによるイベント「SHARP Tech-Day」で展示される。

マイナウォレットは9月、イーサリアム財団による研究開発助成プログラム ERC-4337 Account Abstraction Grant Round に採択されていた

マイナウォレットとは?

マイナウォレットは、アプリ等の事前インストールが不要で、マイナンバーカードをタッチするだけで暗号資産(デジタル資産)の送受信、所有証明を実現。約9000万人が保有するマイナンバーカードを活用することで、子どもから年配者まで、すべてのひとが複雑な操作や技術を意識することなく、Web3・ブロックチェーン技術を活用したサービスにアクセスできる世界を目指す。

マイナウォレットにはさまざまな機能があり、NFTの所有を確認してスマートロックの解錠も可能だ。公的認証サービスとの連携により、ウォレットの厳密な本人確認を実現し、AML対応も可能となる。プライバシー面では、ゼロ知識証明を使用して情報保護を図り、eKYCや年齢確認の際に公開情報を最小限に保つ。事業者にはSDKやAPIといった技術を提供する予定だという。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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