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柴犬コイン、シバリウムを含む全サービスにSSIの統合を計画

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更新 Shota Oba

暗号資産(仮想通貨)メディアのコインデスクによれば、柴犬コイン(SHIB)は4日、個人がIDを管理可能な「自己主権型アイデンティティ(SSI)」をシバリウムを含む全てのサービスに統合する計画を明かした。柴犬コインエコシステムの、SHIBユーザーや政府の間での信頼を強化が目的。

Shytoshi Kusama開発責任者は「我々は、分散型デジタルトラストと国際的なID認証における新たなグローバル標準の礎を築いている。このように、シバリウムはシステムに対する信頼が強化され、新たなデジタル時代の先駆けとなる」と述べた。

柴犬コインの開発者たちは、コミュニティと協力し、シバリウムブロックチェーン上にSSIを優先的に展開し、特にカナダやEUのデジタルIDやデータ保護への関心を活用してプロジェクトを推進するとしている。

セルフ・ソブリン・アイデンティティ(SSI)とは、パスポートなどのIDのデジタル媒体で個々のユーザーが自身のデジタルIDを所有し、管理する方式。これにより、他の組織や機関から依存せず、自身のアイデンティティを保証し、信頼性を確保することが可能となる。これにより柴犬エコシステム上の各種サービスへのシームレスなアクセスが期待される。

オンチェーンデータ分析ツールIntoTheBlockによれば、柴犬コインホルダーの69%以上が1年以上わたって同コインを保有している。柴犬コインのブロックチェーン分析ツールPuppyscanによると、シバリウム(Shibarium)テストネットの累計トランザクションは3400万件を突破。

シバリウムは、シバイヌ独自のレイヤー2スケーリングソリューション。取引処理速度の向上と格安のガス代を実現し、独自の分散型取引所(DEX)やメタバースなどの柴犬エコシステムの構築基盤となる。シバリウムのメインネット開始は8月に予定されている。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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