ソラナ（SOL）は過去7日間で21%上昇し、価格が再び200ドルを超えた。トークンの大幅な回復を示し、投資家心理の改善が鮮明となっている。市場全体で上昇基調が強まるなか、日足チャートのテクニカル指標はSOLがこの重要水準を維持する可能性を示している。
新規購入者がソラナの上昇を後押し
SOLの日足チャートにおける相対力指数（RSI）の動きは、さらなる価格上昇余地を裏付けている。本稿執筆時点でRSIは67.97となっており、さらなる伸びしろを示している。
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RSIは資産の買われ過ぎや売られ過ぎを測定する指標で、0〜100の範囲で表示される。70超は買われ過ぎ、30未満は売られ過ぎを示す。
SOLのRSIが67.97という水準は、まだ上昇余地が残っていることを意味する。RSIの着実な上昇は投資家の信頼感を示し、買い意欲の減退前にさらに価格を押し上げる可能性がある。
一方、過去14日間でSOLの新規需要も顕著に増加。Glassnodeによると、初めてSOLの取引に参加する新規アドレス数は8月3日以降51%増加した。
こうした新規需要の増加は、新たな資本流入と投資家の関心高まりを示す。新規参加者の流入は価格基盤を強化し、上昇の持続を後押しする可能性がある。
ソラナ、需要増で195ドル上のサポート強化し219ドルを目指す
執筆時点でSOLは207.17ドルで取引され、195.55ドルのサポートを維持している。需要増がこの重要ラインを下支えし、次のレジスタンスである219.21ドルを目指す展開が見込まれる。
ただし、利益確定売りが強まれば上昇シナリオは崩れる可能性もある。売り圧力が強まれば195.55ドルのサポートを再び試す展開となり、これを割り込むと171.88ドルまで下落するリスクがある。
