ソラナ・ラボの子会社Solana Mobileは13日、Web3スマートフォン「Saga」をリリースした。なお、20日より事前予約者へ配送がスタート。5月8日から新規一般注文の受け付けが開始される。
Sagaは、セキュリティに配慮した自己保管によるデジタル資産の管理を可能にすることを目的にスマートフォン開発企業OSOMのチームと共同開発された。現在の販売対象国はアメリカ、EU諸国、イギリス、カナダ、スイス、オーストラリア、ニュージーランドとなっている。日本での販売は未定。販売価格は1,000ドルとなっている。
Sagaでは「Seed Vault」という生体認証統合型の保管方法により、トークンやNFTなどのデジタル資産に関連する取引・保管をシームレスかつ安全に行うことが可能。加えて、スマートフォンで撮影した画像からNFTを作成できたり、SMS APIと呼ばれる技術を使用することで、Sagaを使用して移動中にトランザクションを処理することが可能。さらに独自アプリケーションストア「Solana dApp Store」を使用することで、分散型アプリケーション(dApps)を簡単に見つけることができる。
スペックは以下の通り。
- Snapdragon® 8cx Gen 3 Mobile Platform
- 12GBRAM
- 512GBのフラッシュ
- 6.67インチのOLEDディスプレイ
現在、Web3音楽アプリのAudius、Web3メッセージアプリDialectやNFTマーケットプレイスMagic Eden等16の分散型アプリケーションが「Solana dApp Store」に登録済み。NFT、DAO、ステーキングなどの機能を提供している。今後もさまざまなアプリが登場予定だ。さらに「Solana dApp Store」では、AppleとGoogleがそれぞれのストアフロントで課している「アプリ配信手数料」を課さないとしている。
Saga購入者にはさまざまな特典が用意されており、「Saga genesis token NFT」、20USDC、0.01SOLやClaynosaurzの限定NFTミント権などの、ウェルカムパックが配布される。
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