日本円連動ステーブルコインJPYCは11日、建築業界向けWeb3サービス「GOヘイ!」の実証実験において、従業員向けインセンティブとしてJPYCが採用された。JPYCを取り扱うJPYC株式会社、「GOヘイ!」を開発・運用するUPBOND、ネクストフィールドが発表した。
同実証実験は、兵庫県内の鹿島建設の現場で行われ、建築現場での業務効率化に貢献するなど現場の活性化を従業員同士が評価し合い、評価に応じてトークンを付与するもの。
2024年の労働法改正による36協定の労働時間制限強化により、技能労働者の賃金減少が懸念されていると同時に、建設現場では効率的な運営が求められている。今回の取り組みでは、技能労働者へゼネコンから直接インセンティブを付与することにより、頑張る技能労働者を適正に評価し、モチベーション向上と現場の活性化を図ることを目的としている。
Sponsored現場の職人「GOヘイ!」の機能は鹿島建設の捉える業界課題や現場のニーズに応じて追加開発され、現場での使いやすさや労働者のモチベーション向上に直結する機能としてセガ エックスディーの協力により、ゲーミフィケーションの要素を取り入れ、楽しみながら継続的に利用できる仕組みを構築した。
評価が難しい職種でのインセンティブをWeb3で担う
「GOヘイ!」は、Web3.0とブロックチェーン技術を駆使した革新的な建築DXソリューション。技能労働者は、直感的でゲーム感覚の高いアプリを通じて 相互評価を行い、ポイント(トークン)を自動的に獲得できる。これらのトークンは、日本円連動ステーブルコイン「JPYC」と交換でき、将来的には現金同様に利用できるというメリットもある。
同システムにより、技能労働者のモチベーションが大幅に向上し、現場の運営効率も飛躍的に改善されることが期待されている。ウォレットに信用情報が蓄積されることで、技能労働者が現在よりも簡単に銀行や保険のローンを組める未来も見据えており、これまで個別の評価が難しいとされた、いわゆる「職人」の評価が簡単にできるようになった。
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