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テザー、トルコ賭博組織関連で5億ドル凍結

08日 2月 2026年 02:47 JST
  • ステーブルコイン発行会社テザーは、トルコの違法賭博およびマネーロンダリング疑惑のネットワークに関連する5億ドル超のデジタル資産を凍結した。
  • 同社のパオロ・アルドイノCEOは、法執行機関からの情報に基づき対応したと述べ、テザーの当局との協力体制の強化を強調した。
  • 同時に、同社は過去最高の年次利益100億ドルを活用し、膨大なUSDT準備金を貴金属やビットコインのマイニングへ分散している。
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世界で最も取引されているステーブルコインの発行元であるテザーが、5億ドルを超えるデジタル資産を凍結した。

これらの資金は、トルコの大規模な違法賭博およびマネーロンダリング組織に関連している。

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テザー、暗号資産最大級の摘発事例に

今回の凍結は、トルコの検察当局が広域違法賭博ネットワークの主導者とするヴェイセル・サヒン容疑者が保有するとされる資産を対象としたもの。

この措置は、暗号資産業界における過去最大級の単一資産押収のひとつとして注目されている。

テザーのパオロ・アルドイノCEOは同社が摘発で果たした役割を認め、国際的な法執行機関との連携を強化していると強調した。

「法執行機関が我々に連絡し、情報を提供した。我々はその情報を精査し、現地法に則って対応した。これは米司法省やFBIなどと協力する際も同様だ」と報じられている。出典

一方で、今回の摘発は英領バージン諸島に拠点を置く同社にとって大きな転機となった。かつては「透明性に欠ける」と規制当局から批判されたテザーが、いまや世界の捜査機関と積極的に連携する存在へ転換している。

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今年初めにも同社は1億8000万ドル超のUSDTトークンを凍結した。これまでにテザーが凍結した資産総額は累計30億ドルを超える。

USDTトークンは流通量が1870億ドルを超え、世界の暗号資産市場の主要な流動性源泉となっている。BeInCryptoは以前に、この資産が全世界で5億3400万人超のユーザーに利用されていると報じた。

幅広く利用されていることで、トレーダーは従来の銀行インフラに依存せずに、素早く資金を取引所間で移動できる。

しかし、近年の迅速かつ大規模な摘発が、かつてデジタル資産分野を象徴した「検閲耐性」の評判を崩しつつある。

法執行分野以外でも、テザーは昨年からUSDTの準備資産の多様化を積極的に進めてきた。

同社は最近、Gold.comに1億5000万ドルの投資を発表、米国初の連邦規制対象デジタル資産銀行であるアンカレッジ・デジタルに1億ドルの戦略的投資も実施した。

これらの投資は、ステーブルコイン大手にとって記録的な財務年度の中で進められている。

2025年の100億ドルの利益に支えられ、テザーは事業領域をステーブルコイン以外にも拡大した。現在、スポーツからビットコインマイニング、分散型通信、人工知能まで多岐にわたる社内プロジェクトへ資金を投じている。

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