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トランプ氏、グリーンランド即時取得交渉を模索

21日 1月 2026年 23:52 JST
  • トランプ氏はダボス会議でグリーンランドに関する協議を求め、安全保障上の理由を挙げ、武力行使は否定した。
  • 米国だけがグリーンランドを守れると述べ、レアアースの重要性を否定し、脅威への警戒を呼びかけた。
  • 発言はカナダでの衝突、欧州からの批判、ベネズエラの主張、エネルギー攻撃にまで広がる。
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トランプ米大統領はダボスの世界経済フォーラムで演説し、グリーンランドの取得に向けた即時交渉を求めると述べ、米国は武力を行使しないことを強調した。

トランプ米大統領は、この動きは純粋に国家安全保障上の観点から推進しており、レアアース鉱物の利権が動機ではないと一蹴した。

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トランプ氏、グリーンランドを安全保障の要と位置付け

注目を集めていた出演で、トランプ米大統領は世界経済フォーラムの参加者に馴染みのある演説を行った。メモや原稿をほとんど使わず、同氏特有の話しぶりで臨んだ。

演説の約20分後、トランプ米大統領はフォーラムで最も注目されたテーマの一つであるグリーンランドについて語った。

同氏はグリーンランドとデンマークへの敬意を示した後、グリーンランドの安全を確保できる唯一のNATO同盟国は米国だと述べた。

「この巨大な氷塊を守れるのは米国だけだ」と語った。

その後、領土取得に向けた即時交渉を呼び掛けたうえで、米国は武力を行使しないと再度強調した。この発言は、以前に武力行使の可能性を否定しなかった発言と対照的だった。

「世界を守るために氷の一部が欲しい。賛成してもらえれば非常に感謝する。その時は、必ず覚えておく」と付け加えた。

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トランプ米大統領はさらにレアアース鉱物への関心を否定した。一方で、同氏は今回の動機が「純粋に戦略的な国家・国際安全保障」であると述べた。

その後、核戦争やミサイル能力について言及し、世界の地政学的緊張がかつてない高まりを見せていると述べ、ロシアや中国による脅威に言及した。

トランプ米大統領はまた、NATOへの批判的立場を改めて表明した。もし2022年に自分が大統領であれば、ロシアによるウクライナ侵攻は阻止できたと主張。2020年に敗れた同年の選挙が不正だったという従来の主張も繰り返した。

このほかにも複数の重要課題に言及した。

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グリーンランド問題が幅広い批判に拡大

カナダのマーク・カーニー首相は火曜日、グリーンランド問題へのトランプ米大統領の対応を批判する内容の演説を行った。

トランプ米大統領は水曜日の自身の演説の中で、それに応じてカーニー首相に直接言及した。

「カナダは米国のおかげで存在している。マーク、次に発言するときはそれを覚えておけ」と語った。

トランプ米大統領はまた、自身の政権下での米国の実績を強調する機会とした。

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演説の冒頭では、自分の任期中に米国経済が強力であったことを強調。バイデン政権との差異も強調した。

続いて欧州の政治指導層を批判し、「失敗したモデル」と評した。具体例として大規模な移民の流入、財政赤字と貿易赤字、インフレを挙げた。

さらにトランプ米大統領はベネズエラにも言及し、米国がニコラス・マドゥロ強権指導者の拘束後に同国を支援し、政府との間で石油協定を締結したと主張。さらに、デルシー・ロドリゲス現指導部の協力姿勢を評価した。

「ベネズエラは今後半年で過去20年分より多くの利益を得るだろう」と語った。

トランプ米大統領はこの後、エネルギー分野や石油消費の話題に転じ、欧州各国政府が環境持続性を優先する方針を批判し、「グリーンニュースキャム」と称してその動きを非難した。

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