トランプ米大統領は、連邦準備制度理事会(FRB)に対し、「今すぐ」利下げを行うよう要請した。
同氏はFRBが臨時会合を開き、直ちに利下げするべきだと示唆した。トランプ米大統領は記者団に「小学生でも金利を下げるべきだと分かる」と語った。
「ジェローム “遅すぎる” パウエル。私は彼を遅すぎると呼んでいる。なぜなら彼はいつも利上げ・利下げが遅すぎるからだ。金利を下げるべきであり、今すぐ下げるべきだ」と述べた。「今ほど金利を下げるのに適した時期が他にあるだろうか?」
この発言は、中央銀行に対する利下げ圧力を強める同氏の一連の動きの最新例である。
現在、フェデラルファンド金利は3.50%~3.75%の目標範囲に据え置かれている。中央銀行は2025年に3度の利下げを実施した後、1月に緩和サイクルを停止した。
一方、連邦公開市場委員会(FOMC)は3月17日から18日にかけて予定通り2日間の会合を開始する見通し。CME FedWatchのデータによれば、市場は今週の据え置き決定を99%と見込んでいる。
BeInCryptoは、消費者物価指数(CPI)が2月に前年同月比2.4%上昇し、市場予想と一致したと報じた。一方、労働市場には冷え込みの兆しが表れている。非農業部門雇用者数は2月に9万2000人減少。さらに失業率は4.4%に上昇した。
地政学リスクの高まりも市場不安要因となっている。イランを巡る緊張の高まりが原油価格を押し上げ、インフレ圧力への懸念を呼んでいる。
FOMCは3月18日に会合を終える。パウエル議長による会見で、金利決定および委員会の新たなガイダンスが発表される。