トランプ米大統領が支援する分散型金融（DeFi）プラットフォーム、ワールド・リバティ・ファイナンシャルが、ネイティブ暗号資産WLFIのトークンロック解除機能を有効化した。
プロジェクトの公式サイトによると、取引、貸付、アプリ機能などのユーティリティも間もなく開始され、エコシステム拡大が見込まれている。
初のWLFIトークンロック解除で本格始動に一歩前進
公式X（旧Twitter）の投稿でこの進展が発表され、トークン配布における重要なステップとされた。ユーザーはロックボックスシステムを通じて手続きを開始できる。
ロック解除にはウォレット接続と、公式ウェブサイト経由での契約署名が必要。初期配分の20%は9月1日午前8時（米東部時間）に請求可能となる。
署名すると、トークンはベスティング契約に移動します。ウォレットのWLFI残高は0と表示されます（これは予想通りです）。9月1日午前8時に配分の20%を請求できます。請求後、ウォレットにはその20%が表示されます
—— プロジェクト投稿 X
後続の請求はガバナンス投票に依存する。ワールド・リバティ・ファイナンシャルは、参加者に対し公式WLFI契約（アドレス：0xdA5e1988097297dCdc1f90D4dFE7909e847CBeF6）のみを利用するよう強調。他のスマートコントラクトは不要であり、詐欺防止策であるとした。
一部のコインベースウォレット利用者からアクセス不具合の報告があったが、チームは迅速に解決した。
コインベースウォレットユーザーの皆様、お待たせしました。WLFIロックボックスとの接続問題は解決しました。現在は通常通り接続可能です。エラーが出る場合はリフレッシュ後に再接続をお試しください。必ず公式プロフィールのリンクのみをご利用ください
—— プロジェクトチーム X
公式サイトには「Unlock WLFI」の他に「Exchange」「WLFI App」「Lend & Borrow」「Trade WLFI」の各オプションも表示されており、「soon」のマークが付けられている。間もなく利用可能になることを示唆している。
以前、ドナルド・トランプ・ジュニアはWLFIが大手取引所に上場する可能性を示唆。これによりアクセス性や流動性、ガバナンス参加が高まると見られている。
ただし、ワールド・リバティ・ファイナンシャルは具体的なスケジュールをまだ示していない。それでもロックボックス稼働はロードマップ上の重要な節目であり、今後数か月にわたる普及拡大の基盤を築くものとなる。
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