XRPは現在3.10ドル付近で取引され、24時間で+2.8%、週間で+3.2%の上昇。チャートは典型的な強気反転パターンを形成しつつあり、次の大きなブレイクに向けて注目されている。
この反転が確認されれば、XRPは2か月前の高値を超え、3.75ドル付近まで上昇し新たなATHを記録する可能性がある。
保有動向: 長期売り手が後退、短期買い手が参入
オンチェーンではSpent Coins Age Bandに注目。9月16日には180〜365日の長期保有グループから約1259万XRPが移動。しかし2日後には11.8万XRPまで急減(−99%)。
SponsoredXRPは過去1年で+430%以上の上昇を達成。それでも長期勢が利確を控えるのは、さらなる上値余地を信じている証左と解釈できる。
一方で、HODL Wavesは短期層の積極参加を示す。1W〜1Mグループのシェアは9月7日の2.61%→9月17日には4.88%。1M〜3Mも8.97%→11.12%に拡大。
つまり古参は静観、新規は積極買い。この需給バランスがXRPの基盤を強めている。
XRP価格、3.21ドルの重要ネックライン
チャートでは逆三尊のネックライン=3.21ドル突破が焦点。日足終値で上抜ければ強気反転パターン成立。
測定値は約3.75ドルをターゲットと示唆。現水準から+21%、新ATH更新となる。
下支えは2.94ドル、右肩水準に相当。2.69ドル割れで強気シナリオは無効化。
3.21ドルを明確に超えられるかが決定打。長期売り手の後退、新規参入需要、テクニカル反転が噛み合えば、XRPは史上最強の水準へ押し上げられる可能性がある。