XRP(XRP)は過去1日で12.3%上昇し、時価総額で4番手となる暗号資産としての地位をさらに強固にした。
楽観ムードが高まる中、市場関係者は同資産の今後の動向に注視している。専門家は依然として慎重である一方、さらなる上昇余地を期待する声もある。
SponsoredXRPが1月に大幅上昇も専門家は慎重姿勢
暗号資産市場は2026年の幕開けから好調で、全体の時価総額が8.2%増加。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など主要銘柄も大幅上昇を記録し、XRPも例外ではない。
BeInCrypto Marketsのデータによると、同アルトコインは1月に約30%値上がりした。時価総額はBNBを上回り、本日ついに14兆円を突破。本稿執筆時点でXRPは2.38ドルで取引され、過去24時間で12.3%上昇した。
1月が進むなか、市場のXRP見通しはまちまちである。ボリンジャーバンドの考案者であるジョン・ボリンジャー氏は、主要な暗号資産と比較したXRPの価格動向について見解を述べた。同氏の分析では、XRPは主導的というより反応的な動きをみせると指摘した。
「リップルも大きく上昇したが、パターンは弱い。現状はBTC>ETH>XRPだ」と同氏は投稿した。
ボリンジャー氏のコメントは、XRPの価格動向は依然として市場全体の流れに影響されており、自律的なトレンド形成には至っていないことを示唆する。
Sponsored Sponsored一方、ピーター・ブラント氏はXRPを1.5ドルから3.5ドルの価格帯内で慎重に観察している。特段のコメントはしていないものの、同氏の通常の分析手法からは、このレンジを上抜けまたは下抜けすれば動きが継続する可能性が高いと見られる。
XRP価格予測:強気な見方が拡大
両アナリストが慎重な見通しを示す中、市場の一部はより強気なスタンスに傾いている。あるアナリストによれば、XRP/BTCの通貨ペアは大きな上昇転換の兆候を見せているという。
Sponsored Sponsored「2018年以来初めて月足の一目均衡表雲を上抜けようとしている。これはXRPがビットコインを大きく上回ることを意味する」と投稿されている。
別の市場参加者はXRPを「最高レベルのチャートの一つ」と評し、価格帯が4.5ドルから7ドル近辺になる可能性を指摘。他にも複数の声が3ドルへの上昇が現実味を増していると主張している。
XRPに機関投資家の関心高まる
XRPの価格見通しに賛否が分かれる一方で、XRPのETFは勢いを拡大し続けている。これら金融商品は資金流入が途絶えることなく続き、昨年末に他の暗号資産ファンドが断続的に流出したにもかかわらず、機関投資家の関心が継続していることが際立つ。この安定した流入により、XRP ETFの純資産総額は16億5000万ドルに拡大した。
SponsoredCoinSharesのデータは、機関投資家の動向が変化していることも示している。2025年の世界の暗号資産ファンド流入額は472億ドルに達したが、その中身はビットコイン一極集中からの転換が鮮明だ。
ビットコインへの流入は前年比35%減の269億ドルとなり、イーサリアムは127億ドルを集め138%増加。XRPは3億7000万ドル(2024年は約6億ドル)から500%増の37億ドルに急増した。
このように、XRPの最近の上昇は市場全体の堅調さや投資家の関心復活を映し出しているが、短期的な方向性を巡っては意見が割れている。テクニカル分析では今後の鍵となる水準が意識される一方、継続する機関投資家の流入は大口投資家の注目が続いていることを示す。
これが持続的なトレンドにつながるかどうかは、今後の市場環境や価格動向による確証に依存すると見られる。