AAVEのクジラ、100万トークン近く放出 取引所残高は弱気に転換

  • AAVEの取引所保有残高が223万となり、1年間続いた減少傾向が反転した。
  • 10万〜100万トークンを保有する大口投資家は、2月下旬以降に約96万AAVEを売却した。
  • 米国とイランの停戦合意でAAVEは$95まで上昇したが、オンチェーン指標が売り圧力の可能性を示唆している。
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Aave(AAVE)の取引所準備金が2.23百万トークンまで増加した。2月上旬の2.07百万からの上昇で、複数のクジラ層が保有量を減らしている。

バイナンスでは現在、AAVEが約1.63百万保有されている。期間中1.57百万から増加した。これは、トークンが取引所へ流入している傾向を示し、短期的な売り圧力への懸念を高める動き。

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クジラの分布が保有者グループ全体で加速

特筆すべきは、この動きによってAAVEの取引所準備金が90日移動平均を再び上回り、2025年4月以降続いていた下落傾向が終息した点である。

AAVE取引所準備金
AAVE取引所準備金 出典: X/Darkfost

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一方、Santimentのウォレットレベルデータは、より広範な分布状況を浮き彫りにする。10万~100万AAVEを保有するクジラ層は、2月下旬以降、総保有量が7.45百万から6.49百万トークンまで減少した。純売却は約96万AAVE。

1万~10万トークン保有グループも同様の状況。当初は2月下旬まで積極的に買い増ししていたが、3月中旬にトレンドが反転。保有者は約14万AAVEを売却し、保有総数は3.74百万から3.6百万となった。

AAVEクジラの動静
AAVEクジラの動静 出典: Santiment

さらに、100万~1000万トークンを保有するもう一つの大口グループでは、3月までに保有量が2.58百万から約3百万AAVEへ増加。しかし、その後この層の動きは鈍化し、目立った新規の買い増しはない。

AAVEが10月の急落以来の最安値を記録

オンチェーンの弱さは、貢献者の離脱とも重なり、投資家心理を揺るがす展開。同氏は、Aaveを取り巻く市場センチメントが「現在、非常にネガティブである」と指摘する。投資家の投げ売りや利益確定が広がっている状況。

「Aaveは最近、複数の構造的課題に直面し、プロトコルはネガティブなスパイラルに陥った。その結果、3月に重要な心理的節目である100ドルを割り込んだ。この一連の出来事の中で内部対立が起き、BGD Labsや直近ではChaos Labsなど主要貢献者の離脱があった」とアナリストのDarkfost氏は記した。

ただし同氏は、こうした傾向はアルトコイン保有に追い風がない広範な市場環境下で顕在化していると強調。

BeInCrypto Marketsのデータによれば、4月7日にはAAVEトークンが日中安値85.05ドルをつけ10月の急落以来の最安値を記録

本稿執筆時点で、主要な暗号資産市場の上昇に連れ、AAVEは約95ドル近辺で取引されている。米国とイランの2週間の停戦報道を受け、2%程度上昇した。

AAVE価格パフォーマンス
AAVE価格パフォーマンス 出典: BeInCrypto Markets

この反発が持続するのか、あるいはさらなる下落が続くのかは今後の推移次第。

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