ARKインベストの最新ビットコイン四半期レポートによれば、市場はまだ底打ちしていないと指摘している。第1四半期に22%の下落があったものの、長期信念を持つ買い手によって約147万BTCが吸収された。
同社の2026年第1四半期ビットコイン四半期レポート(3月31日までのデータ)では、弱気な値動きと高い信念を持つ保有者による積極的なオンチェーン蓄積の分断を強調している。
クジラ、2020年並みのペースで供給を積み増し
ARKのデータによると、信念を持つ買い手が保有する供給は3カ月間で213万BTCから360万BTCへ急増した。この69%の増加は2020年サイクル以来最速の吸収局面となる。
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鋭い下落局面でも買いに向かう動きは、長期保有者がパニック売りを吸収するという過去のパターンをなぞるものだ。ARKはこのペースについて、強い意志を持つ参加者が下落を好機と捉えている証拠と述べている。
現物型ビットコインETFの残高もこの見方を裏付けており、3月末で129万BTC近辺となり、四半期ごとではほぼ横ばいで推移した。
「この安定性は、著しい下落局面でも機関投資家の信念が依然強いことを示唆している」とレポートは記している。
ビットコインがまだ底打ちしていない理由
ビットコインは第1四半期を6万8200ドル近辺で終えたが、オンチェーン上の3つの主要サポートを突破している。200日移動平均は9万613ドル、短期保有者の取得コストは8万2767ドル、オンチェーン平均は7万8039ドルで、いずれも下回った。
加えて、含み益状態の供給割合は78%から50%まで縮小した後に回復した。ただ、損失供給を下回ることはなかった。この閾値を割り込むと、通常はバリュー投資家による投げ売り局面の合図となる。
ARKは真の下値ゾーンを、実現価格の5万4000ドル近辺と投資家価格の5万ドル近辺の間と位置づける。このレンジに突入すると高い信念を持つグローバルな底値と見なされてきたが、第1四半期ではいずれの水準も割り込んでいない。
過去には、イントゥ・ザ・クリプトバースのベンジャミン・コーウェンCEOがBeInCryptoに対し、このサイクルのボトムは2026年10月になると語ったことがある。
「基本的な想定として、他の2つのサイクル同様にピークから約1年後、2026年10月ごろに底を打つ可能性が高い」と同氏は述べている。
全てのリサーチ機関が同じ見方ではない。グレースケールは、ビットコインは6万5000ドルから7万ドルで持続的な下値を付けた可能性が高いと主張している。
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