ブロックチェーン金融サービス事業を展開するCrypto Garageは8日、ブロックチェーン・バックエンドサービス「mahola」をローンチした。
maholaは、「web3ビジネスをよりシンプルに」をコンセプトに、企業がweb3ビジネスを立ち上げる上で直面する様々な障壁を取り除く、アマゾンウェブサービスジャパンが提供する、AWS(アマゾンウェブサービス)基盤を活用したブロックチェーン・バックエンドサービス。
Sponsored従来のWeb2技術と同様に、簡単かつスムーズなWeb3サービスの構築をサポートする。Web2には存在しないノードやIPFSといったWeb3特有の要素を意識することなくサービスを開発できるのが特長。ウォレットの開発やNFTの配布、秘密鍵の管理などもシンプルに実現できるという。
NFT活用からBCゲームまで幅広い活用事例
NFTを活用したロイヤリティプログラム、ブロックチェーンゲーム、NFTマーケットプレイス、DID(分散型ID)/VCなど幅広いweb3ユースケースのバックエンドとしての活用が可能となる。
これまでの主なユースケースとしては、「ETHTokyo 2024参加者に向けたNFT発行」や「DGグループ社員に向けたNFT発行」などがある。「ETHTokyo 2024」では、参加者を対象に、セルフカストディ・ウォレットに向けたNFTを発行し、特典として、イベント会場近くのカフェで使用可能なクーポンを付与した。
DGグループ社員に対しては、NFTを活用して社員の興味や関心を引き出す施策として、社内イベント等でのQRコードやメール、社内報の記事等を通じてNFTの受け取りや転送、利用ができるウォレットを開発。これにより、社員間のネットワークが可視化されただけでなく、社員同士のコミュニケーション活性化したという。