人気NFTのAzuki(アズキ)運営企業Chiru Labsは28日、新コレクションAzuki Elementalsを販売したところ、約15分で完売した。初動売上は2万ETH(約54億6000万円)に達したが、直後から最低取引価格(フロア価格)は急落。本家Azukiのフロア価格も大幅安となった。
Azuki Elementalsは発行枚数2万点のPFP(プロフィール画像)アート。米ラスベガスで24日に開催されたAzukiの公式イベントFollow The Rabbitで発表された。まず、同イベントでAzukiおよび派生コレクションBEANZ(ビーンズ) ホルダーに対し、発行枚数2万点のうち1万点が「Azuki Elemental Beans」としてエアドロップされた。こちらは後日、Azuki Elementalsとしてリビール(NFTアートが正体を表す)予定。
残りの1万点については28日午前2時、ミント価格2ETHで販売された。AzukiおよびBEANZホルダーは優先購入枠(AL)が付与され、開始15分で完売。一般ユーザーは購入できなかった。
終了直後からAzuki Elementalsに関し、小さなディテールや変更を除けばオリジナル版Azukiとほぼ同じという指摘がツイッター上で出回った。同コレクションのフロア価格は急落し、本稿執筆時点のフロア価格は1.37ETH(約36万8000円)。
なお、Azukiのフロア価格も連れ安となっている。過去7日間で49%下落し、本稿執筆時点のフロア価格は8.45ETH(227万円)。Chiru Labsに対する不満が表面化したかたちだ。
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