ビットコインキャッシュ(BCH)は8月3日以降、上昇基調を維持している。13日現在の取引価格は590.30ドルと、直近で14%上昇。相場全体の軟調地合いにあっても堅調さを見せ、さらなる値上がりへの期待が広がっている。
603ドル付近に流動性集中 清算ヒートマップが示す水準
BCHの清算ヒートマップの分析により、603ドルの価格帯に流動性が集中していることが判明した。

清算ヒートマップは、市場におけるレバレッジポジションのクラスターを追跡し、価格がそのレベルに達した際に大量のオープンインタレストが売買に転じる可能性がある場所を示す。これらの高流動性エリアは、通常、色分けされて強度を示し、明るいゾーンがより大きな清算の可能性を表す。
流動性が資産の現在の価格より上に集中している場合、トレーダーが価格を上昇させて清算を引き起こし、その流動性を解放する「磁石」効果を示す。
BCHにとって、603ドルのゾーンはそのようなターゲットとして機能し、上昇傾向が続けばさらなる上昇を促進する可能性がある。
さらに、BCHの相対力指数(RSI)が本稿執筆時点で59.54に達しており、この上昇傾向を確認している。

RSIは、資産の買われ過ぎや売られ過ぎの市場状況を測定する。0から100の範囲で、70を超える値は資産が買われ過ぎで価格修正が必要である可能性を示し、30未満の値は資産が売られ過ぎで反発の準備ができている可能性を示す。
59.54で上昇中のBCHのRSIは、強まる上昇傾向を反映している。買われ過ぎの閾値である70を下回っている限り、RSIの持続的な上昇と市場センチメントの改善により、BCHの価格はさらなる上昇が見込まれる。
ビットコインキャッシュ、ブレイクアウトの兆し
持続的な買い圧力がBCHの価格を心理的な600ドルの水準を超える可能性がある。アルトコインがこの価格レベル付近で強いサポートを確立すれば、602.20ドルに向けての上昇を続けることができる。

しかし、利益確定が再開されれば、BCHは556.40ドルへの下落を視野に入れる。
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