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バイナンスが一時取引取引停止、システム障害を受け

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大手仮想通貨(暗号資産)取引所のバイナンスは24日午後9時30分頃、システム障害により取引の一部が停止したことを発表した。現在システムは復旧している。その後取引を再開するも、本件を含む複合的な要因によりビットコインは28000ドルを割る展開となった。

バイナンスはマッチングエンジンに障害があるとして、約2時間にわたって現物取引や入出金が停止。今回のシステム障害の原因を同社CEOのCZ氏は「我々の分析では、マッチングエンジンがストップオーダーでバグに遭遇したことを確認した。現在復旧作業に向け動いてる。修復までの推定時間は30〜120分。(一部抜粋)わが社にある資金は安全だ」とツイッターで回復まで随時情報を更新した。

トレーリングストップ、当面の間停止に

システム復旧後、CZ氏は「トレーリングストップは当分の間、無効となる。さらに既存のトレーリングストップはキャンセルされる。トレーリングストップを発注しているユーザーには、プッシュ通知とメールが送信される」としばらくの間一部取引が停止することを発表。さらに同氏は今回の障害を背景に広まったFUDについて、「そのような事実はない」と否定。

ビットコインを含む暗号通貨は本件を受け、取引所セキュリティへの懸念から売られる展開となり、ビットコインは28000ドルを割る展開を見せた。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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