最大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは9日、11日12:00(日本時間)に日本企業発の暗号通貨プロジェクト、JASMY(ジャスミー)のBNBおよびETH建て取引を停止することを発表した。この他にも国内取引所で取引可能なOMGのBTC建の取引の停止も決まっている。
バイナンスは今回の複数通貨の上場廃止の理由については明らかにしていない。JASMYは2021年11月22日にバイナンスに上場し、取引が開始されていた。
BeInCryptoのチャートによると、JASMYの価格はバイナンスの発表から1時間後に日足最高値0.0071ドルをトライするも下落し0.0069ドルとなっている。
バイナンスの対応を受けジャスミー原田浩志CFOは「バイナンスにはJASMYペアが7つ存在する。そのうち流動性・出来高の少ない2つが上場廃止となった。心配する必要はない。私たちにとって最も重要なのはJASMY/USDTである」と語った。
JASMYとは
JASMYは日本企業ジャスミーが開発した暗号通貨。ERC-20トークン規格に基づいており、ブロックチェーンとIoTを組み合わせ、活用を目指すプロジェクト。ユーザーが個人情報を完全に制御できるようにすることで、個人データの主権を回復および保護することを目標としており、「情報の民主化」というテーマを掲げている。暗号通貨トラッキングサイトのコインマーケットキャップによると、本稿執筆時点で時価総額は3.2億ドルで、時価総額ランキング102位に位置付けている。
- IoT(Internet of Things)とは、インターネットに接続され、データを収集・交換する様々なデバイスを指す。モノのインターネットとも言う。
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