暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは14日、市場動向に関する最新レポートを公開した。同レポートでは、2024年春に予想される次回のビットコイン(BTC)半減期が及ぼす影響について分析している。
コインベース社アナリストのデヴィッド・ドゥオン氏は「ビットコイン半減期における市場反応を正しく把握するには、流動性、金利政策、米ドル動向といった諸要素を切り離す必要がある」とレポートした。次の半減期がビットコイン価格に好影響を与える可能性はあるとしたものの、断言を避けたかたちだ。
ブロック報酬の半減は、ビットコインの希少性を高め、市場にポジティブな影響を与えるケースが多い。過去の半減期イベントは2012年11月、2016年7月、2020年5月に計3回発生しており、いずれもビットコイン価格は大幅な高騰を記録している。
ビットコイン半減期とは
ビットコインの半減期とは、マイニングによるブロック報酬が半分に減額されるイベント。2024年春に予想される次回のビットコイン半減期により、ブロック報酬は6.25BTCから3.125BTCに減額される。2009年1月3日に元祖となるブロック(ジェネシス・ブロック)が生成された当時、ブロック報酬は50BTC。なお、当時はサトシ・ナカモトが唯一のマイナーだった。
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