1月から始動した9つのビットコイン(BTC)現物上場投資信託(ETF)は29日時点で、約50万BTCを集積し、現行流通供給量の2.54%を占めるようになった。これらETFは1月11日にローンチされ、54取引日間で現在350億ドル相当のビットコインを保有している。
✅ MAJOR MILESTONE FOR BITCOIN ETFs👇
— HODL15Capital 🇺🇸 (@HODL15Capital) March 29, 2024
The new 🇺🇸 #Bitcoin ETFs purchased more than 500,000 Bitcoin (worth $35 Billion USD) in just 54 trading days 💥 $GBTC converted to an ETF & experienced large redemptions👇$IBIT $FBTC $ARKB $BITB $BRRR $BTCO $HODL $EZBC pic.twitter.com/31mDx6rPq9
注目されるのはブラックロックのIBITとフィデリティのFBTCで、IBITは25万BTCを超える運用資産を有し、FBTCは100億ドル台に達し、14万3000BTCを保有している。これによりIBITは、21万4246BTCを持つマイクロストラテジーを上回った。この動きを受け、ブラックロックのラリーフィンクCEOはビットコインの長期的な潜在的な価値に強い信頼を寄せ、「今我々が作り出している市場は、より多くの流動性と透明性を持ち、私はそれに非常に驚いている。以前は予想もしていなかった」と述べた。さらに同氏は「IBITは史上最も早い速度で成長し地位を確立したETFだ」とし、その注目度を評価した。
米国のビットコイン現物ファンド全体で見ると、グレースケールを含む全保有量は83万5000BTCに達し、全供給量の約4%を占めている。2023年3月の第4週には、ETFへの資金流入が845万ドルに上り、3月18日以来の資金流出トレンドが逆転した。3月28日には、合計で1億8300万ドルの流入があり、ブラックロックのIBITはその中で9500万ドルを誘引した。同日、フィデリティとBitwiseはそれぞれ約6700万ドル、Ark 21Sharesは2760万ドルの資金流入を記録した。
一方、グレースケールのGBTCからは1億500万ドルの資金が流出し、3月12日以来で最低を記録した。1月中旬に現物ETFに転換してから、GBTCは約28万4846BTCを減らしている。
機関投資家へのビットコイン流入が顕著に
クリプトクアントのキ・ヨン・ジュCEOは、古いビットコイン保有者が新しい保有者(伝統的金融機関)にビットコインを売却しており、オンチェーンデータで明確に観察できると示唆。現在のサイクルは過去と異なり、過去6か月間に860億ドルの機関投資資金がビットコイン市場に流入したと主張した。
CryptoQuantのアナリストによると、ビットコインの毎月の需要は年初の4万BTCから現在21万3,000 BTCと驚異的に急増している。さらにビットコインクジラ(1,000~10,000BTC保有者)の総残高の前年比の伸びは157万BTCと過去最高を記録し、2024年初頭の87万4000BTCから大幅に増加している。
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