2022年の創設ながら世界最大の取引高を誇るNFTマーケットプレイス「Blur」のNFT取引量のシェアが5日、約80%を占めいることがわかった。日本国内で最もメジャーと言われるOpenSeaのNFT市場占有率はわずか17%ほどだった。
The Blockのデータによれば、11月のイーサリアムベースのNFT取引は6億500万ドルだった。これは10月の月間取引量3億600万ドルからほぼ倍増。12月に入り、直近4日間で、同月のNFT取引量はすでに9000万ドル近くに達しており、そのうち7000万ドル近くがBlur NFTマーケットプレイスでの取引によるものだった。
OpenSeaの占有率は17% ー かつての勢いなく
2023年2月以降、NFT市場の占有率はOpenSeaからcへと顕著にシフトした。Blurは22年10月に開設されたNFTマーケットプレイス。新興ながら、OpenSeaやX2Y2といった外部のマーケットプレイスを横断して取引が可能な「アグリゲーター機能」を実装していたことからユーザーが急増。独自トークン「BLUR」のエアドロップを、「暗号の冬」と言われた時期においても果敢に行われたことが功を奏した。
同マーケットプレイスは現在、イーサリアムベースのNFT市場における総取引量の約80%を独占している。かつては圧倒的なシェアを誇ったNFTマーケットプレイスのOpenSeaは安定するも、現在ではNFT取引量の17%程度にとどまっている。
ソラナベースのNFT取引が躍進
イーサリアムベースのNFTマーケットプレイスでの取引が上昇中だが、ソラナ(Solana)ベースの取引も増加している。ソラナベースのNFTマーケットにおける総取引量は11月30日、930万ドルに達し、同年4月以来の高水準となった。この取引高の大半はTensorで起こり、1日の取引高は500万ドルを超えた。
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