ビットコイン・ドミナンス(優位性)は10日、急騰を見せ、2021年4月以来の最高値となる49.6%を記録した。米SECの暗号資産(仮想通貨)取引所の提訴が背景と見られる。

米SECが暗号資産取引所の提訴の際に、合計17銘柄のアルトコインが未登録証券であると主張したことを受け、暗号通貨市場が急落したもよう。未登録証券であるとの主張を受けたADAは週足で27%強、MATICは約29%下落するなど、アルトコイン市場は軒並み下落した。一方、今回の下落でビットコイン(BTC)はわずか3%の下落にとどまった。
オンチェーン分析サイトグラスノードによると、ビットコイン保有者の継続的なビットコインへの投資が行われており、ひと月あたり約3万7400BTCが買われている。
アルトコインの下落を背景に、ステーブルコインのテザー(USDT)のドミナンスも上昇。ドミナンスは直近最低値の7.59から12.2%上昇し、現在のドミナンス率は8.23となっている。
ビットコインドミナンスは22年の11月より上昇を再開。3月にはシルバーゲート銀行などの銀行危機やビットコインNFT(オーディナルズ)の普及を受け急騰していた。
Follow us on:
X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル
免責事項 - Disclaimers
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
