ビットコイン価格(BTC)、年末年始のラリーで5万ドルへ到達か

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更新 Shota Oba

ヘッドライン

  • 暗号資産事業を行うMatrixportは21日のレポートで、ビットコイン価格が1月末までに5万ドルを超える可能性があると指摘した
  • 当社最高ニュース部門責任者のアリ・マーチン氏は過去にこのような市場のセンチメントの変化があるたびにビットコイン価格が調整を経験していることだ。歴史が再び繰り返される可能性があるとの懸念を指摘した
  • クリプトクアントはBeInCryptoに対し、ビットコイン価格の上昇相場の最高値が16万ドルを超えるとの予測を示した
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ビットコイン価格(BTC)は22日、4万4000ドル台に回帰し4万5000ドル、そして年初来最高値更新に向けて地合を固めているところだ。アナリストらは年末年始、そして24年に予見されている上昇相場への期待感を示した。

暗号資産事業を行うMatrixportは21日のレポートで、米国証券取引委員会(SEC)が1月にビットコイン現物ETFを承認すると予想しており、ビットコイン価格が1月末までに5万ドルを超える可能性があると指摘した。17年のCMEグループのビットコイン先物立ち上げ時の事例と同様に、イベント前に価格が大幅に上昇することが見込まれるとした。CMEがビットコイン先物の立ち上げを発表してから取引開始までの6~7週間で、価格は196%上昇していた。

同社はまた、8日から年末までの一時的なレンジ期間が予見されたが、ビットコインはブレークアウトする可能性が高まっていると主張。歴史的にビットコインはクリスマスから新年までの間に平均3%増加し、11年、13年、20年には22%上昇した例があることを引き合いに、ビットコイン現物ETFが承認されれば、ビットコイン価格が5万ドルに達することが強く期待されるとした​​。

当社最高ニュース部門責任者のアリ・マーチン氏は21日にビットコイン価格に関する見方を示した。同氏はグラスノードのデータを引き合いに、「ビットコイン市場のセンチメントは、落胆から楽観へと幅広く変わった。しかし、重要なのは、過去にこのような市場のセンチメントの変化があるたびにビットコイン価格が調整を経験していることだ。歴史が再び繰り返される可能性がある」とビットコイン価格下落への懸念を指摘した

ビットコイン価格は予見されるシナリオを踏襲すれば16万ドルへ向かう

オンチェーン分析会社クリプトクアントはBeInCryptoに対し、ビットコイン価格の上昇相場の最高値が16万ドルを超えるとの予測を示した。その理由には、さまざまなETFからビットコインへの需要増加、ビットコイン半減期の到来、金利削減による株式市場全体の上昇が挙げられるとした。

同社アナリストは「ビットコインと暗号市場は2024年に好調となる可能性が高い。これは市場の評価周期、ネットワーク活動、ビットコイン半減期、マクロ経済観点、ビットコインの現物型上場投資信託(ETF)の承認、ステーブルコイン流動性の増加などが価格上層のとなるだろう」と述べた。

クリプト・クアントは6日のレポートで、24年初めまでにビットコイン価格は5万ドル以上、最大で5万3000ドルに上昇する可能性があると指摘。予測は、メトカーフの価格評価指標に基づき、市場資本化、取引量、ユーザー活動を分析している。同社は10月、ビットコイン現物ETFが米国証券取引委員会(SEC)に承認された場合、ビットコイン価格は5万ドルから7万3000ドルまで上昇するとの見解を示していた

暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンクが21日に公開した調査によれば、「24年の暗号資産市場に対する期待は?」との質問に対し、回答者の20.3%が「価格上昇」を予測し、「暗号資産の将来性」にも期待が集まった。ビットコインの価格は、4月の半減期を控えて上昇が予想されており、注目が集まる結果に。ビットコインの予想最高値については、「400万円〜500万円未満」が27.0%で最多となり、価格上昇に期待しつつも慎重な見方が示された。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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