チェーンリンク(LINK)の価格は2月以来続く対称三角持ち合いの中、9.50ドルで圧縮状態にある。計測上のターゲットは上値12ドル、下値6.80ドルであり、機関投資家の資金流入が重みを加える構図。
このパターンは70~80%成熟に達し、週足ではより大きな蓄積局面が裏付けとして続く。欧州の2大証券取引所が現在、価格データを直接チェーンリンクDataLinkへ供給している。
週足チャートは2018年の蓄積局面を反映
週足チャート上で、LINKは9.24ドルに位置し、強気相場サポートバンド下で推移している。このバンドは10.25ドル~10.67ドルに抵抗帯を形成。
アナリストInvestDeCrypted は、21年高値53.30ドルからフィボナッチ・リトレースメントを描画。現状のゾーンは0.887水準と一致し、7ドルに迫る深いサポート帯となる。
同アナリストは、現在の構造を18年・19年の蓄積フラクタルと重ねている。過去にLINKは同等の0.887リトレースメント付近で底打ちし、サイクルの最高値である53ドルまで上昇した。
複数年にわたるトレンドラインは、週足チャート上で対称三角形に収束した。また出来高は減少しており、終盤の蓄積局面に見られる特性。頂点が間近に迫り、今後数カ月で方向感の決着を示唆する。
スイス・スペイン株式データにより機関資金流入
直近でファンダメンタルズ環境に変化があった。4月16日、SIXグループとチェーンリンクはDataLinkを通じて株式データのオンチェーン配信を開始した。
このフィードはSIXスイス証券取引所およびスペインのBME上場株式を対象とする。両取引所の合計時価総額は2兆ユーロを超え、75のブロックチェーン上で2600超のアプリケーションに広がる。
このサービスにより、機関投資家は別個のパイプラインを構築せずに規制対応データを配信できる。トークン化指数やストラクチャード商品、準拠するDeFiアプリも認証済み株価の参照が可能となった。
こうしたファンダメンタル要因は通常、蓄積局面終盤と一致しやすい。そのため、ユーティリティの物語はオラクルミドルウェアから、トークン化された現実資産の基盤インフラへと移ろう。
同時にOpenAssetsは、チェーンリンクとオラクル対応のトークン化基盤構築で提携を正式化。これによりネットワークが提供する規制フローのパイプラインは統合のたびに拡大している。
LINK価格予想:12ドルまたは6.80ドル
日足チャートは収束に向かう対称三角形を描く。サポートは8ドル付近、レジスタンスは10ドル前後に集中。そのレンジ内でLINKの時価総額は約68億ドル。
パターンの進捗は推定で70~80%。ボリンジャーバンド幅は数週間にわたり低ボラティリティ圏を維持している。
出来高は持ち合い中、減少傾向で蓄積局面と一致。RSIは中立水準ながらわずかに上向きバイアス。
上抜けが確定すると、2月急落時の供給帯に重なる12ドルがターゲット。一方、トライアングル下抜けでは2月6日安値7.15ドルを割る6.80ドルが下値目標となる。
一方、1時間足ではLINKは9.51ドルで推移し、9.54ドルを一時付けた。この水準が9.87ドル~9.00ドル動きの0.618リトレースメント。
初期サポートは0.382フィボナッチの9.33ドル付近。4月20日安値から続く上昇トレンドラインも重なる。デマンドは9.21ドルおよび9.10ドルに存在。
0.786 リトレースメントである9.68ドルの上抜けなら10ドル到達も視野。ただしRSIの弱気ダイバージェンスが短期では上値を抑える構図。
SIXおよびBMEとの連携は、上昇シナリオのファンダメンタルズ要因。LINKは10ドル超で蓄積仮説を裏付けるか、8ドル割れで否定するかが分岐点。





