コインチェックとメルコインの両社は5日、国内暗号資産市場の拡大を目的とした業務提携契約を締結したと発表した。メルコインはメルカリの子会社として、暗号資産やブロックチェーンに関するサービスの企画・開発を行っている。
コインチェックは「新しい価値交換を、もっと身近に」をミッションに掲げ、暗号資産取引サービス「Coincheck」を運営している。2025年6月末時点で顧客預かり資産は1兆円を突破し、アプリダウンロード数においても6年連続国内No.1を記録するなど、業界内で圧倒的な地位を築いている。
一方、メルコインは2023年3月にサービスを開始し、提供開始から約1年9カ月で利用者数300万人を突破。利用者の約9割が暗号資産取引初心者であることも特徴である。
現在、日本国内の暗号資産口座数は約1,240万口座であり、証券口座やNISA口座に比べて普及率は依然として限定的である。そのため、両社は協働を通じて市場の裾野をさらに広げることを目指している。
2026年上半期に連携開始へ
本提携の第一弾として、2026年上半期をめどに、「メルカリアプリ」上からCoincheckの新規口座開設およびCoincheckが提供する多様な暗号資産の取引が可能となる連携を検討する。これにより、ユーザーはメルカリアプリを介して簡便にCoincheckの取引環境にアクセスできるようになる。
現時点ではメルカリの暗号資産取引サービスにおいてビットコイン、イーサリアム、XRPの3銘柄を提供しているが、提携後にはCoincheckが取り扱う幅広い銘柄を同アプリから取引できるようになる見込みである。
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