暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは8日、同社メタバース事業を10月2日付けでマネックスクリプトバンク社に譲渡することを決定した。コインチェックとマネックスクリプトバンクはともに、マネックスグループ株式会社を持株会社とする兄弟会社。
今回の事業譲渡により、これまでコインチェックが運営してきたメタバースプロジェクト「OASIS」および関連NFTプロジェクトOCP(OASIS COMMUNITY PASS NFT)の発行体がマネックスクリプトバンク社に移管される。同社は、暗号資産やブロックチェーンのサービスに関する調査、研究、企画、開発及びコンサルティングサービスを提供している。コインチェックからメタバースプロジェクトOASISの運営を引き継ぎ、同コミュニティにおける新たなWeb3体験の創出を目指す。
マネックスクリプトバンク社の万代惇史代表取締役は、以下のコメントを残している。
web3やメタバース領域の中でも、ブロックチェーン上に展開されるオープンな会員/コミュニティ・データベースとも解釈できるNFTの仕様には、以前から大きな可能性を感じていた。今回、それを積極的に活用しているOASISプロジェクトの運営を、マネックスクリプトバンク社で引き継ぐことにした。
コインチェック社プレスリリース
コインチェック発のメタバースOASISとは
OASISは「豊かな自分に変化するためのきっかけや新たな出会いの場を創出する」というビジョンの下、2022年1月にスタートしたメタバース×NFTプロジェクト。コミュニティ会員権NFT「OCP」を2023年5月に発売し、販売分500点が開始40分で完売した。
また、OASISプロジェクトではこれまで、メタバース上でのファッションショーや音楽ライブなど、多くの著名人や企業とのコラボレーションを進めてきた。同コミュニティの公式Discordには約6000名が参加し、分散型自律組織(DAO)としてユーザー間の活発な交流が見られる。
Follow us on:
X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル
免責事項 - Disclaimers
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。