コインファンドは16日、オープンネットワーク（TON）エコシステム内の主要な分散型取引所（DEX）であるSTON.fiへの多額の投資を発表した。具体的な資金調達額と評価データは公表されていない。
公式声明によると、新たな資本はSTON.fiの急成長に弾みをつけ、TelegramユーザーへのDeFiサービスを拡大するという。
CoinFundとDelphi VenturesがSTON.fiを支援
この投資ラウンドには、Delphi Ventures、TON Ventures、1inchの共同設立者であるSergej Kunz氏とAnton Bukov氏、LI.FIのCEOであるPhilipp Zentner氏など、他の著名な投資家も参加している。
CoinFundのCEOであるJake Brukhman氏は、この提携に熱意を示した：
「STON.fiはDeFiの分野で目覚ましい革新性を発揮しています。同氏は、「今回の提携により、TONエコシステム内の経済機能が大幅に強化され、Telegramとのシームレスな統合が促進されると確信しています」と述べている。
Telegramメッセンジャーと統合されたSTON.fiは、分散型クロスチェーンプラットフォームを提供し、複数のブロックチェーンで暗号資産を取引できるようにする。2024年の初めから、その総価値ロック（TVL）は26倍に急上昇し、1億2000万ドルを超えている。また、このプラットフォームはスポット取引高でもTONブロックチェーンをリードしており、4月には約6億7600万ドルに達した。
“STON.fiは、誰もがテレグラムを使うように簡単にDeFiにアクセスできるよう、シンプルかつ公平にするために存在しています。我々は、中央集権的な機関に依存することなく、暗号通貨を取引するための信頼性が高く安全な方法を提供するクロスブロックチェーンの分散型プラットフォームを構築しています」とSTON.fiのCEOであるSlavik Baranov氏は語る。
オープンネットワークは、Telegramが開発者が新製品を生み出し、経済的機会を解き放つために使用するブロックチェーンです。MAU9億人を擁するTelegramは、世界最大級の視聴者を抱えている。まもなく、Telegramネイティブの暗号資産ウォレットを開発したTOP社が、米国外の全ユーザーに暗号資産へのシームレスなアクセスを提供する。
最近の資金調達ラウンドは、STON.fiとTONのDeFiイノベーションを推進するというミッションにとって重要なマイルストーンとなる。CoinFundや他の著名な投資家からの支援により、このプラットフォームは提供するサービスを強化し、分散型取引所市場におけるリーダーシップを確固たるものにするだろう。
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