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イーロン・マスク氏のスペースX社、ドージコインの衛星の打ち上げを2月に延期

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ヘッドライン

  • スペースX社(イーロン・マスクCEO)の月面ミッションDOGE-1はこのほど、打ち上げが2月3日へと再び延期となった
  • プロジェクトはドージコイン(DOGE)による資金提供を受け進行中だ
  • DOGE-1衛星を開発する企業ジオメトリック・エナジーのサミュエル・リードCEOの5日の近況報告によれば、道解析の精緻化とペイロード操作の地上セグメントのテストが進行中だ
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スペースX社(イーロン・マスクCEO)はこのほど、月面ミッションDOGE-1の打ち上げが2月3日へと再び延期となったと発表した。同月面プロジェクトは12日に打ち上げが予定されていた。プロジェクトはドージコイン(DOGE)による資金提供を受け進行中だ。

同プロジェクトは、米国国立海洋大気庁(NOAA)、連邦通信委員会(FCC)、国立通信情報局(NTIA)、アメリカ航空宇宙局(NASA)、および国防総省(DOD)の認可を獲得。DOGE-1衛星を開発する企業ジオメトリック・エナジーのサミュエル・リードCEOの5日の近況報告によれば、道解析の精緻化とペイロード操作の地上セグメントのテストが進行中だ

同ミッションでは、SpaceXのファルコン9ロケットを使用して、DOGE-1というCubeSat形式の衛星を月へ送る。資金調達の一部にはDOGEが使用された。月周回軌道に配置される同衛星は、月面情報を収集するためのセンサーとカメラを搭載しており、月周辺環境のデータを提供する。DOGE-1衛星は、ミニチュアスクリーンを搭載し、広告や画像、ロゴを地球に向けて放送する計画である。

マスク氏は21年5月、DOGE-1がIntuitive MachinesとNASAの共同イニシアチブであるNova-C/IM-1ミッションの一部としてライドシェアされると公表。しかし、ミッションの打ち上げを担当するSpaceXは、Nova-Cミッションで遅延を重ねており、DOGE-1の予定された打ち上げにも影響を与えていた。

宇宙企業アストロボティックのペレグリン・ミッションワンは8日、ドージコインの記念品を含む貨物を打ち上げた。同プロジェクトでは「DHL MoonBox」サービスを通じて、ULAのヴァルカン・センタウルロケットでドージコインの記念品を月に運ぶ予定。ドージコイン開発者によると、同プロジェクトは15年にドージコインコミュニティの資金調達された。一方で打ち上げはDOGE価格には影響は見られなかった。

ドージコインへの「マスク効果」は薄れている??

マスク氏は11日のスペースで自身がDOGEを保有し、スペースXが依然としてビットコインに投資していると明かした。また、10日には自身のX上でドージコインに関する発言をジョークとして展開。13日にはカリフォルニア州ロサンゼルス、ハリウッドに建設中のTeslaスーパーチャージャー・ステーションが、ドージコイン(DOGE)を決済手段として受け入れる計画で進行中と明かされたがDOGE価格には影響が見られなかった

マスク氏は23年5月31日、投資家たちからインサイダー取引の疑いで告発を受けた。ドージコインを操作し、投資家たちに何十億ドルもの損失をもたらしたとする訴えは、集団訴訟として提起されている。同氏は同月には「ドージコインに全財産を賭けるようなことは勧めない」と投資家に対して忠告。ドージコインへの過剰な投資を奨励していないとしながらも、「最高のユーモアがあり、犬であるためドージコインはお気に入りだ」と述べた。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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