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分散型取引所dYdX、コスモス上でプライベートテストネットを開始

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分散型取引所dYdXは27日、開発中の独自ブロックチェーン「dYdX Chain」について、プライベートテストネットの開始を発表した。dYdX Chainは最新バージョン「dYdX V4」アップデート完了に伴い実装予定。

dYdXはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、カルダノコイン(ADA)など暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引を提供する。公式サイトによると、過去24時間の取引高は約10億6,700万ドル(1400億円相当)。

dYdXは現在、イスラエルのブロックチェーン企業Starkwareが開発した「StarkEx」上で稼働。StarkExはイーサリアムL2ソリューションとして開発されたスケーラビリティエンジンである。22年6月、dYdXはコスモス(ATOM)が提供する開発キット「Cosmos SDK」を使用したdYdX Chainの構築計画を発表していた。

dYdX Chainのプライベートテストネットは28日の開始を予定しており、最大3週間続く。プライベートテストネットでは限られた数の外部バリデーターと協力し、機能検証を行う。これには、バリデーター・ノードの設定、ブロックチェーンのアップグレードをはじめとしたインフラ操作、取引所の取引機能テストなどが含まれる。

プレスリリースによると、dXdX Chainは今後、遅くとも7月末までに公開テストネット開始、 9月末までにメインネット開始の予定。

dXdXの独自トークン「DYDX」は現在、前日比1.52%増の2.36ドルで取引されており、時価総額ランキングで115位となっている。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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