戻る

分散型取引所「dYdX」、V4パブリックテストネットをローンチへ

author avatar

著者:
Shota Oba

editor avatar

編集:
Shigeki Mori

29日 6月 2023年 21:27 JST
Trusted-確かな情報源

分散型取引所(DEX)dYdX(DYDX)は7月6日午前2時より、「dYdX V4」のパブリックテストネットをローンチする。これによりdYdXが掲げた5つのマイルストーンのうち4つのマイルストーンが完了したことになる。

マイルストーン4の完了により、世界から40以上のバリデーター参加など、パブリックテストネットの立ち上げに必要な機能が揃った。dYdXは2022年6月にdYdX v4のコスモス(ATOM)エコシステム上にての構築を発表。ソフトウェア開発キット「CosmosSDK」を利用し、独自ブロックチェーンを開発するとしていた。

Sponsored
Sponsored

テストネットはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)市場のみで機能し、アップグレードにより30以上のマーケットが追加可能となる見通し。テストネットではウォレットを接続しプライベートキーを生成し、dYdX Trading運営するフォーセットからテストネットのUSDCを受け取る流れを確認できる。ブリッジメカニクスのテストや、取引板と価格チャートの確認、市場統計データの閲覧が行える。成行注文や指値注文の設定、注文のキャンセル、注文履歴や取引履歴の確認、ポジション情報やアカウント情報の確認なども含まれる。

dYdXはレバレッジ取引を提供する分散型取引所。暗号資産トラッキングサイトのコインゲッコーによれば、現在のDYDXの価格は1.9ドルで前日比3.4%減、時価総額ランキング106位。dYdXによると、過去24時間の取引高は8.3億ドル。dYdXは3月にプライベートテストネットを立ち上げ、少数の外部バリデータを使用し機能テストを行っていた。22年、DYDXは前年比140%増となる4,663億ドルの取引量を記録している。

免責事項

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。