スペースX社(イーロン・マスクCEO)の月面ミッションDOGE-1がドージコイン(DOGE)による資金提供を受け進行中だ。同プロジェクトは29日、国家電気通信情報管理局(NTIA)から規制承認を受けたことが明らかにされた。承認は、ファイル番号0083-EX-CN-2022で与えるもので、同番号でNTIAのライセンスも発行された。
同ミッションでは、SpaceXのファルコン9ロケットを使用して、DOGE-1というCubeSat形式の衛星を月へ送る。資金調達の一部にはDOGEが使用された。月周回軌道に配置される同衛星は、月面情報を収集するためのセンサーとカメラを搭載しており、月周辺環境のデータを提供する。DOGE-1衛星は、ミニチュアスクリーンを搭載し、広告や画像、ロゴを地球に向けて放送する計画である。
The National Telecommunications and Information Administration (@NTIAgov), a Department of Commerce (@CommerceGov) agency, approved DOGE-1 X-Band (0083-EX-CN-2022 on https://t.co/b6iEAYdTPV) 📜
— SΔMUΞL RΞIÐ (e/acc) (@SamuelReidGEC) November 28, 2023
We have yet to get the FCC license grant which will address X-Band and S-Band 🛰$XI pic.twitter.com/YSJoyLclQk
連邦通信委員会(FCC)のライセンス取得に向けても前進している。ライセンス取得のプロセスでは特定の基準を満たす必要がある。28日にはXユーザーDoge Norwayの「ロケットは、24年1月12日に打ち上げが予定されいる」との投稿に、マスク氏は「いいね」をした。
DOGE-1衛星を開発する企業ジオメトリック・エナジーのサミュエル・リードCEOは、「NTIAがDOGE-1 Xバンド0083-EX-CN-2022を承認した」と投稿。リード氏は、「FCCからのライセンス許可はまだ受けておらず、これはXバンドとSバンドの問題に対処するものである」と付け加えた。
マスク氏は21年5月、、DOGE-1がIntuitive MachinesとNASAの共同イニシアチブであるNova-C/IM-1ミッションの一部としてライドシェアされると公表。しかし、ミッションの打ち上げを担当するSpaceXは、Nova-Cミッションで遅延を重ねており、DOGE-1の予定された打ち上げにも影響を与えていた。本稿執筆時点でDOGEは0.08183ドルで取引されており、前日比3.5%増となっている。
ドージコインの現物(記念品)は年末に月へ
Astroboticは12月23日、同日打ち上げ予定のロケットで実物(記念品)のドージコインを月に送る計画だ。同プロジェクトでは「DHL MoonBox」サービスを通じて、ULAのヴァルカン・センタウルロケットでドージコインの記念品を月に運ぶ予定。ドージコイン開発者によると、同プロジェクトは15年にドージコインコミュニティの資金調達された。
ドージコインコミュニティ「Own The Doge」と千葉県佐倉市は2日、ドージコインのモデルとなった柴犬「かぼす」の18才の誕生日の祝賀会「Doge day」を開催した。同イベントは11月2日を「国際ドージデー」とする声明を行なった。国際ドージデーはNational Day Calendarに登録されている。設置された銅像はドージコイン財団のOwn the Dogeとのパートナーシップからなる寄付によって設立された。同イベントの様子はドキュメンタリー映画化される予定だ。
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