欧州委員会は月曜日、ChatGPTをデジタルサービス法(DSA)の最も厳格な区分に指定した。DSAは欧州連合のオンラインプラットフォーム規制である。AnthropicのClaudeは対象外となった。
規制当局はChatGPTを「超大規模オンライン検索エンジン」と認定した。RedditとRobloxは「超大規模オンラインプラットフォーム」に指定された。Claudeは欧州のユーザーベースが法的基準を下回ったため除外された。
DSAの指定が純粋なユーザー数で判断される理由
指定の基準は規模であり、安全性の評価ではない。発動の目安は欧州連合内で月間平均4500万ユーザー。企業は自社の数値を公表し、その後委員会が判断する。
ChatGPTの検索機能は1億5910万と報告。しきい値の約3.5倍に当たる。Redditは5720万と申告。Robloxは160万上回り、3社中で最も僅差となった。
指定登録は解除もある。委員会は2025年5月、成人向けプラットフォーム「Stripchat」の利用者数が基準を下回ったため指定を解除した。
「今後もデジタルサービス法にもとづく監督強化の基準を満たしたあらゆるプラットフォームを、ためらわず指定する」 ヘンナ・ヴィルクネン欧州連合技術主権・安全保障・民主主義担当副委員長
Xで最新情報をフォロー すぐにニュースを受け取れる
なぜAnthropicのClaudeは4500万を下回ったのか
AnthropicはDSAの規定に基づき、年2回以上ユーザー数を公開している。2025年10月31日までの6か月集計では、Claudeの欧州利用者がしきい値を大幅に下回ったと報告した。
正確な数値は非公開。該当データも10か月前のものとなる。新たな報告義務がすでに発生し、Anthropicはその後、過去最大級の上場計画を投資家向けに公表している。
指定された3社には4か月の対応期間がある。期限は2027年1月となる。不法コンテンツ、未成年者、メンタルヘルス、選挙などの包括的リスクの評価と、システムの監査開放が求められる。
執行はもはや理論上の話ではない。欧州委員会は2025年12月、X(旧Twitter)に1億2000万ユーロの制裁金を科した。これは同法の初適用。世界売上高の最大6%まで制裁可能と定める。
Claudeの除外理由は規模のみ。AnthropicはすでにAI学習データに関する訴訟に直面。次回の欧州報告次第でDSAの厳格な適用を受けるかが決まる。









