欧州第2位の銀行であるBNPパリバは3日、ブラックロック社のiシェアーズ・ビットコイントラストETF(IBIT)を通じてBTCへの大きなエクスポージャーを獲得した。
この戦略的な購入により、BNPパリバはビットコインベースの投資商品を採用する多くの米国の富裕層や年金基金に先駆けて位置づけられる。
機関投資家がブラックロック・ビットコインETFを購入
6000億ドル以上の運用資産を誇るBNPパリバは、ブラックロックのビットコインETFに約4万ドルという比較的ささやかな投資を行った。同行の莫大な資産プールから見れば投資規模は小さいものの、この動きは重要だ。
欧州の大手銀行がETFを通じてBTCへのエクスポージャーに踏み切った最初の例となる。これは、従来の金融機関の間で暗号資産の受け入れが拡大していることを反映している。
ブラックロックiシェアーズ・ビットコイントラストETFは、今年初めに導入されて以来、大きな成功を収めている。現在までに2,000億ドル以上の取引高を積み上げている。これはこの商品のベンチマークとなり、市場の信頼と投資家の強い意欲を示している。
BlackRockからのさらなるインサイトは、ETFへの投資が拡大し、政府系ファンド、年金、基金による今後の配分の可能性があることを示唆している。
ブラックロックのデジタル資産担当責任者であるロバート・ミトニック氏は、現在進行中の議論について強調した。これらの機関における最近の教育的取り組みは、ビットコインの導入に対する持続的な関心と積極的なアプローチを示している。
「年金、寄付基金、政府系ファンド、保険会社、その他の資産運用会社、ファミリーオフィスなど、関心を持つ企業の多くは、継続的な検討や調査を行っており、我々は教育の観点から役割を果たしている。
BNPパリバが先鞭をつけたことで、より多くの金融機関が追随する舞台が整った。こうした投資は、ビットコイン導入の新たな波につながる可能性がある。
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