リップルが支援する企業で、最大規模の上場ピュアプレイXRP財務会社を目指すEvernorth Holdingsは、10月6日に明らかになった事務手続き上の問題により、ナスダック上場予定日を延期した。
新たな上場予定日は10月12日となったが、XRP価格はこのニュースにほとんど反応しなかった。
Evernorthのナスダック上場予定と今後のスケジュール
EvernorthはArmada Acquisition Corp. IIとの合併を通じて、ティッカーシンボル「XRPN」でナスダックに上場する予定。上場後は、規制された取引所で株式の売買が可能となる。
会社側は10月12日月曜日に統合後の株式取引開始を予定している。なお、これはクロージング手続きとナスダックの上場要件を満たすことが前提。元々の計画では10月7日に取引完了、10月8日に上場という日程だった。
Evernorthは延期の理由について、純粋に事務手続き上のものであり「取引完了には影響しない見込み」と説明。Armada IIの株主はすでに、9月30日に合併を承認済み。
クロージング時にはEvernorthが約4億7300万XRPを保有、加えて約3億ドルの現金調達を見込む。これにより、最大規模の上場ピュアプレイXRP財務会社となる見通し。
延期はXRP価格に影響するか
XRP価格は本日、全体市場で起きた流動性の巻き戻しの影響で約2%下落した。
ただし、アルトコインのファンダメンタルズは引き続き強気な状態。XRP ETFは直近12週連続で資金流入を記録している。
市場アナリストは、今回の上場自体がXRPに新たな買い需要を発生させるものではないと指摘する。公募前に投資家やパートナーが財務資産の大半を拠出済み。
言い換えれば、同社を裏付けるXRPはすでに存在しており、上場で新たなトークン需要が生じることはない。市場は今回の短期的な上場延期も冷静に受け止めた。
中長期的には、XRPNの上場成功によりXRPへの追い風となる可能性も残る。株式1株当たりのXRP保有増加を目指した財務運用に、伝統的投資家が規制下のエクイティで参加できるからだ。
このようなアクセス拡大によって、将来的に投資家層が拡大する可能性もあるが、アナリストは目先の価格影響について慎重な見方を示している。
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