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中央大学が体育会系トークンで部費調達=フィナンシェ

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トークン発行型クラウドファンディングFiNANCiE運営企業のフィナンシェは8日、中央大学サッカー部およびバスケットボール部のトークン新規発行を開始した。トークン名称は「中大サッカートークン」「中大バスケトークン」。両トークンの初回販売は、8日から9月15日18時までの予定。

フィナンシェは2日、中央大学サッカー部とバスケットボール部の部費調達にトークン発行を活用すると発表していた。FiNANCiEはブロックチェーンを基盤としている点で、従来のトークン発行プラットフォームと異なる。今回のトークン発行は資金調達およびファンコミュニティ形成を主な目的としている。アマチュア・スポーツにおけるWeb3のユースケースとなるか注目される。

中大サッカートークンの販売メニューは3000〜50万ポイントの範囲で、予算に応じて5種類の支援コースが用意されている。一方、中大バスケトークンの販売メニューは3000〜50万ポイントまで、7種類の支援コースがある。FiNANCiEポイント(pt)は1pt=1円で購入可能。同トークンは金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産(仮想通貨)でもないとのこと。購入したユーザーは、中大サッカー部および同バスケットボール部のコミュニティ参加権が付与され、その他各種特典を受け取れる。

フィナンシェトークン(FNCT)、直近1ヶ月で114%増

暗号通貨フィナンシェトークン(FNCT)は直近1ヶ月で114%の上昇率を記録している。現在価格は、前日比3.9%増の0.0028ドル(0.4075円)。

FNCTに関しては2023年3月、国内取引所コインチェックが同トークンのIEOを実施。上場後はIEO価格を大幅に上回る高値を記録し、話題となった。現在はコインチェックおよび海外取引所MEXCで購入できる。

直近1ヶ月のFNCT価格(BeInCrypto Japan

IEOとは:
暗号資産取引所がプロジェクトを代行し、法規制に則り販売を行うトークンセール。イニシャル・エクスチェンジ・オファリング(Initial Exchange Offering)の頭文字を取った略称。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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