トークン発行型クラウドファンディングFiNANCiE運営企業のフィナンシェは25日、国内取引所取り扱い銘柄チェーンリンク(LINK)との技術提携を開始した。同社は今回の提携により、フィナンシェが発行する暗号通貨フィナンシェトークン(FNCT)のステーキング機能において Chainlink Verifiable Random Function (Chainlink VRF) を導入し、バリデーター選定のガバナンスおよびセキュリティのさらなる強化を目指す。
今後はFNCTのトークンエコノミー拡大に向け、外部パートナーをFNCTステーキングのバリデーターとして招く予定だ。これに際し、報酬を得るバリデーターが公平に選ばれた証明が可能なChainlink VRFを用いる。これによりガバナンスとセキュリティが高まり、バリデーターとFNCTホルダーがステーキングにより安全・安心に参加できる環境を作る。FNCTステーキングは7月13日にスタートし、わずか三日でFNCTのロック量は11億FNCTを超えていた。
Chainlink VRFは、ブロックチェーン上で検証が可能な乱数生成や改ざん防止ができるサービス。リクエスト時にはまだ未知であるブロックデータと、オラクルノードが事前に整合させた暗号キーを組み合わせ、乱数と暗号証明の両方が生成される。
チェーンリンクとは?
チェーンリンクはブロックチェーンネットワーク間で安全なデータ転送を可能にする分散型オラクルネットワーク。外部のデータフィード、API、他のリアルタイム情報源をブロックチェーンネットワークに統合することで、スマートコントラクトの活用範囲を広げる。暗号資産トラッキングサイトのコインマーケットキャップによれば、LINKの現在の価格は877円で前日比5%減。時価総額ランキングでは17位にランクインしている。
フィナンシェトークン(FNCT)とは?
FNCTは、ブロックチェーンを利用したトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」を活用するスポーツクラブやクリエイターのコミュニティを活性化するサポーターへ更なるメリットを提供することを目的に設計・開発された仮想通貨。フィナンシェは、FiNANCiEをはじめ、NFTの企画・発行支援事業、IEO支援事業などトークンを活用したコミュニティおよびエコシステムの形成を支援する事業を展開している。同社は8日、中央大学サッカー部およびバスケットボール部のトークン新規発行を開始していた。コインマーケットキャップによれば、FNCTの現在の価格は0.35円で前日比1.1%減。時価総額ランキングでは6685位にランクインしている。
Follow us on:
X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル
免責事項 - Disclaimers
当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
