グレースケール、HYPEはフィンテック株に比べ割安

  • グレースケールは、ハイパーリキッド(HYPE)がフィンテック株と比べて割安である可能性を指摘した。
  • 同社は2027年のハイパーリキッド収益を10億ドル、前年比20%増と見込む。
  • HYPEは$54近辺で取引されており、6月の過去最高値から29%下落した。
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グレースケール・リサーチによると、ハイパーリキッド(HYPE)はフィンテック株と比較して割安の可能性がある。

資産運用会社グレースケールは、HYPEトークンは株式のようにキャッシュフローを基に評価でき、その観点から割安と指摘する。

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グレースケール、ハイパーリキッドの利益が10億ドルとの仮定に基づき評価

火曜日に公表したリサーチノートで、ザック・パンドル調査部長は、「トークン当たり利益」方式によりHYPEを評価した。この手法は株式のEPS(1株当たり利益)指標を応用したもので、ハイパーリキッドは株式を発行していないことから採用された。

グレースケールはハイパーリキッドが2027年に約10億ドルの利益を計上すると想定している。これは2025年からおよそ20%増加する見通し。クリプト取引量の回復や、ハイパーリキッドのAligned Quote Asset枠組みによるステーブルコイン準備金収入が成長をけん引するとみる。

パンドル氏は、2027年末までに流通供給量が2億7000万〜3億1000万トークンに拡大すると予測。この場合、1トークン当たりの利益は3.25〜3.75ドルになり、54ドルの場合の予想PER(株価収益率)は約15倍〜18倍となる計算。

「本年HYPEトークンが値上がりしたにもかかわらず、依然としてフィンテック株と比較して割安に見える」とノートで指摘している。

パンドル氏は、ネットワーク収益の伸び悩みやトークン供給量の急拡大が主なリスク要因であると警告する。

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HYPEトークン、6月高値から29%下落

こうした評価が示される一方で、HYPEトークンは厳しい局面にある。過去1か月間に13%以上下落し、大型暗号資産が堅調な中で逆行している。

本稿執筆時点で、HYPEトークンはおよそ54ドルで取引されており、6月中旬に記録した過去最高値から約29%下落している。

ハイパーリキッド(HYPE)価格推移 出典:BeInCrypto Markets
ハイパーリキッド(HYPE)価格推移 出典:BeInCrypto Markets

機関投資家によるアンステーキングや資金流出が、7月にかけて価格の重しとなった。マルチコイン・キャピタルおよびパラダイムは先週、約2億9100万ドル相当のHYPEをアンステーキングした。

同時に、現物HYPEファンドは先週860万ドルの流出超を記録し、2週連続で純流出となった。資産残高も7月10日のピークから18%減少した。

グレースケールはHYPEが依然としてフィンテック企業と比べて割安とする一方で、短期的な逆風が続いている。

機関投資家の需要鈍化や大規模なアンステーキングが市場センチメントに重しとなる可能性もあり、グレースケールの想定通り収益成長が実現できるかどうかがハイパーリキッドの長期的評価に影響を及ぼす。

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